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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚

【43】
梓先生と4人のセレブが、あたしが拘束されているベッドを囲みました。
とうとうあたしの番です。
不安なのは当然ですが、あたしは確実にそれを待ちわびているのです。
でなければ、この胸のトキメキは何なのでしょう?
あたしも佐智枝さんのように責めて欲しい……。今あたしの中には、そんなコ
トを思う自分がいるのです。

「さぁ、みなさん、どうぞお好きに。お気の済むまで嬲ってやって下さい」
「えっ? そんなっ、いやっ、いやよ……」
胸の奥では、期待と不安が混ざり合っていきます。
「こんな若い子を思い通りに……、何だかゾクゾクするわぁ」
「御嬢様のバージン。まずはジックリと拝見させていただきますわぁ」
「まずはこのセーラー服をズタズタにして、それからゆっくり……」
「いやっ、やめてっ、やめて下さい」
「ハサミは使わずに、手で引き裂いてあげますからねぇ」
次の瞬間、彼女らの手があたしに伸び、セーラー服を破り始めたのです。
「いやぁ~、やめてぇ、みんなやめてぇぇ~」

それはまるで、死骸に群がるハイエナやハゲタカのようでした。8本の腕は爪
となり牙となり、シャツやスカートを引き裂いていきます。
あたしの着ていたセーラー服は、数分でボロ布になってしまいました。
服を破られ素肌を晒すと、心は急速に不安になっていきます。
あぁ、次は何をされるのでしょうか?

「やっぱりイイわねぇ、若い体は……、とっても美味しそう」
水の仮面があたしのお腹を撫で回し、カラスの仮面はブラを引っ張りました。
「ねぇ、このブラも切ってもよろしくて?」
「えぇ、でもショーツは後のお楽しみよ」
梓先生はそんなコトを言いながら、晒し者になっていくあたしを見ています。
喜々としてハサミを持ったカラスの仮面は、ブラの肩紐を切り離すと、真ん中
にもハサミを入れました。
「きゃぁ、いやぁ」
「可愛いお胸を見せていただきますわぁ……。ほらっ」
あたしのブラが、何のためらいもなく取り払われました。今のあたしはもう、
ショーツ1枚でみんなの前にX字で横たわっているようなものです。
「まぁまぁ、もうすっかり大人の女ねぇ」
花の仮面が胸に手を置きました。
「あぁぁん……」
「白くて綺麗な肌。まるで陶器のようだわ。ほらっスベスベ……」
水の仮面の手は、お腹から太腿へと移っています。
「あぁ、いやっ……」
「あぁ、もう我慢出来ませんわぁ」
カラスの仮面が、片方の乳房を両手で包み込みました。
「いやっ、いやぁ~、やめてぇ」
胸の不安はもう、はち切れんばかりに膨らんでいます。
「どうぞ。触るなり舐めるなり、お好きなように……」
梓先生のその言葉をきっかけに、セレブ達があたしに群がりました。
「そんなっ、待って、待って。あぁ、いやぁ、いやぁぁ~、やめてぇぇ~」
それはまさに "むしゃぶりつく" と言ったらイイでしょうか。彼女達は胸、お
腹、太腿の内側、脇の下から首筋まで、一気に舐め始めたのです。
X字形に磔にされた体を、生暖かい女の舌がネットリと這い回ります。
それは味わうように、くすぐるように、ネチネチとチロチロと続くのです。

「首筋も感じるのぉ……。もっと舐めてあげましょうかぁ。ほぉ~らっ」
「脇腹はくすぐったいかしら? んん? ほらっ、どう?」
「もう乳首がこんなにコリコリ、いっぱいいっぱい舐めてあげますからねぇ」
それはどれくらい続いたのでしょう? 既にあたしの中から、時間の観念は吹
き飛んでいたのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土