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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚

【39】
「梓、手枷を外して。何だかアソコが痒いの。ねぇ、お願いだから外して」
そう言った佐智枝さんは、なにやら体をモジモジと動かしています。
「だめよ……。外さない……」
「はぁ、はぁ、痒い、痒いわ。ねぇ1回コレを外して」
「だめって言ってるでしょう……」
「だって、あぁ、あぁぁ、痒い、どんどん痒くなってくる。あぁいやっ、我慢
できない。掻いて、掻いて」
「ふふふっ、掻いてあげない……」
「痒い、痒い、凄く痒いわ。どうしよう。ねぇ、ねぇ、掻いて、掻いて」
「剃ったばかりの皮膚には、特に良く効くでしょう。デビルスキンは……」
「デビルスキン?」
梓さんは、あの黒い容器のラベルを見せています。
「ある植物の痒み成分を濃縮したクリームでね、即効性で良く効くの。1度浸
透したら、暫くはその痒みが続くわよ」
「あぁ、どうしてそんなモノを……。あぁ、か、痒いっ、痒いわ、もうだめ、
掻いて、掻いてぇ~」
そして横にいた月の仮面が、佐智枝さんのアソコをまた剥き上げたのです。
「ねぇ、ココにも塗って上げて。この真っ赤な真珠にも……」
「まぁ、残酷ねぇ」
先生は澄ました顔で、剥き上げられたソコにクリームを塗り込んでいきます。
「あぁぁ~だめっ、そんなのだめっ、だめよぉぉ~、あぁ~あぁぁ~ん」
敏感なトコロにクリームを塗られ、佐智枝さんが身悶えました。
そんな佐智枝さんに、先生が真上から顔を近づけます。
「ココが痒くなったら……、死ぬほど辛いわよぉ」
「ふふふっ、死ぬほど痒いトコロを、ジックリ筆責めにされたら……」
そう言って、月の仮面が手にしたモノを佐智枝さんに見せました。
それは習字の小筆です。穂先は既にほぐされているようです。
それを見た佐智枝さんは、意味がわからず一瞬言葉を失ったようでした。

「痒いトコロを筆の穂先で刺激される。想像しただけでも辛いでしょう」
「いやっ、いやよ。やめてっ、そんなコトされたら気が狂うわ」
「大丈夫、人間そんな簡単に発狂なんてしないわ……。そうでしょう?」
「だからって。あぁ痒い、痒い痒い痒いっ。もういやっ、お願い掻いてぇ」

佐智枝さんがまた、腰をむずむずと動かし始めました。
そうです。こうしている間にも、クリームの成分は浸透していくのです。
そしてそれはそのまま、佐智枝さんを痒み地獄へと突き落とす、カウントダウ
ンとなるのです。
「あぁ~、いやぁぁ~また痒い、いやよっ、いやいやぁ~」
すると、花の仮面が前に進み出ました。彼女は月の仮面と佐智枝さんを挟むよ
うに位置しています。
「どうしたのぉ~、痒くなってきたのぉ? ここは1番敏感なトコロだから、
もっともっと痒くなりますよぉ~」
「いやぁ、いやよぉ、もうやめてぇ」
「もっと痒くなって、我慢できないくらい痒くなったら、お筆でいっぱいいっ
ぱいコチョコチョしてもらいますからねぇ」
「ふふふっ、どうするの佐智枝。この痒みを我慢できる?」
「痛みや熱さは我慢できても、痒いのは我慢できない。発狂も失神もできず、
正気のままハッキリとした意識の中で、あなたは耐えるしかないのよ」

カタツムリの上で仰け反らした体を、佐智枝さんがモジモジと動かします。
でもそんなコトで、状況は少しも変わりません。
「痒いっ、痒いっ、あぁ痒いっ。もうだめっ、あぁどうにかしてぇ~」
「そう、それじゃ地獄に突き落として上げる。淫らな痒み地獄にね」
月の仮面が、筆を片手に近づきました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土