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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚

【36】
あたしは改めて、可能な限り首を回してこの地下室を見てみました。
広さはもちろん30畳程で変わりません。
天井にある、部屋を1周するレールに付けられた移動式のクレーン。あのク
レーンもあの時のままです。
ただそれが今は、クレーンからフックの付いた鎖が伸び、そのフックを佐智枝
さんの手枷に引っ掛け、彼女をつま先立ちにさせているのです。
あぁ、あのクレーンをこんな風に使うなんて……。
そんな佐智枝さんの横で、クレーンからブラ下がった小さな箱が揺れていま
す。この箱はクレーンとコードで繋がっていて、クレーンの前進後退、鎖の巻
き上げなどを指示するコントロールボックスです。

地下室の入り口から見て、あたしが拘束されているこの手術台のようなベッド
は、ほぼ部屋の中央にあるようです。
そして佐智枝さんは部屋のやや奥右側に、そしてその左側には6人掛けのテー
ブルと5脚の椅子が用意され、テーブルにはグラスとワイン、そして何かサン
ドイッチのようなものが載っています。
しかし彼女らはそれには手も付けず、佐智枝さんを責めることに夢中になって
いるようです。

梓先生が佐智枝さんの後ろから離れました。
「恥ずかしい? 佐智枝」
「……」
「でももっと恥ずかしくしてあげる」
そう言って先生は、月の仮面にT字形のカミソリと、シェービングクリームを
渡したのです。
それを見た佐智枝さんは、これからされるコトを察知して息を飲みました。
「いやっ、やめてっ……」
「ふふふっ、コレだけはやらせてって、梓さんにお願いしておいたの」
「やめてっ、やめて下さい……」
「スグにツルツルにしてあげる。色も形もよく判るようにね」

月の仮面は、シェービングクリームを恥毛へ塗り付けると、それをカミソリで
ゾリゾリと剃り始めました。
「いやっ、いやいやいやっ、お願いやめてっ、やめて下さい……」
しかしそんな声も虚しく、カミソリはデルタ地帯を動き回り、白い泡と黒い恥
毛を根こそぎ刈り取っていきます。そしてその後には、肌色の道が出来上がっ
ていくのです。

「いやぁ、いやよっ、やめてっ、やめてっ、お願いやめてぇぇ~」
「ほらほらっ、動くとアブナイわよ……。」
「うるさいお口は、こうして差し上げますわぁ」
カラスの仮面が佐智枝さんの口を、両手で塞いでしまいました。
「少しは静かになりまして?」
「んぐぅ、んん~、んん~」
佐智枝さん口からは、呻くよう声が発せられ続けています。
「ほらっ、キレイになったわ」
「あらあら、もうツルツルですわねぇ~、ほほほっ」

そうです。カラスの仮面の言うように、佐智枝さんのアソコは子供のように何
も生えていない、本当にツルツルになってしまったのです。
「まぁ、すっかりキレイになったわねぇ、佐智枝」
そしてカラスの仮面が、佐智枝さんの口を解放しました。
「あぁーいやぁ、見ないでぇ。お願い、お願いだから見ないで下さい」
その時、梓先生がクレーンのコントロールボックス持ちました。
すると佐智枝さんの体がスルスルと、上へと吊り上げられていったのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土