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あなたの燃える手で

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マリアの休日


☃10
麗子は念入りにほぐした筆の穂先を、美春の太腿の付け根に近づけた。
浅く凹んだその部分に、穂先が触れるか触れないかの微妙なタッチで触れた。
「はっ、はぁぁ~」
「ふふふっ、力加減はこんな感じかしら?」
穂先は右の花びらの付け根に近づき、ソコを外側から責め始めた。フワリ触る
無数の毛先が、むず痒さと快感を絡み合わせて美春に襲いかかる。
「あぁっ、くっ、くぅぅ~、あぁ、あぁ~」
美春の宙に浮いた右足がガクガクと震えた。
「あぁ、ひ、氷見川様、あぁっ、あぁぁ~」
「どうしたのぉ? 女将。さっきより濡れてるわよぉ」
麗子はニヤニヤと笑いながら、美春を見上げた。
「こんな、こんな格好で……、あぁっ、筆は、筆はお赦し下さいっ」
バラバラにほぐれた穂先は大きく広がり、無数の毛先は無数のアリとなって美
春の花びらを歩き回る。
「はぁぁ~はぁぁ~、もう、もうだめです。あぁぁ~お赦し下さいぃ~」
「ふふふっ、今度はこっち。ヒクヒクしてるココを、ほぉ~らっ」
筆が軸足側、左の花びらに触れた。無数のアリがまたサワサワと歩き出す。
「はぁっ、くぅぅ~、あぁっ、あぁぁ~」

前傾した体の首だけを上げ、美春は目をつぶって必死に堪えている。
マリアの存在を知らない美春にすれば、どうして麗子が筆責めが上手いのか不
思議だろう。まさかこれほど微妙なタッチが出来るとは……。
美春にとってこの責めは、嬉しくも辛い誤算といったところだった。

麗子の左手が美春の淫花に伸びた。
肘を持ち上がった右足に載せ、親指と中指で肉の花びらを大きく拡げた。
赤い粘膜が菱形に拡がり、その中心には肉壺の入り口が濡れ光っている。
「さぁ、今度は内側。この敏感そうな粘膜をじっくりと……」
「はぁぁ、はぁぁ~いやぁ、中は、中は堪えられません」
麗子の持つ筆先が、垂直に粘膜に近づいた。
「あぁっ、ま、待って、待って下さい。氷見川様ぁ」
「ふふふっ、だめよ。ほぉ~ら……、優しく優しく、ほらほらっ」
穂先が粘膜を直に触るチクチク感は、外側の比ではない。しかも優しく触る穂
先が、逆に強烈なむず痒さを生み出していく。

「あぁぁ~あぁぁ~、だめっ、だめっ。はぁっ、はぁっ、くぅぅぅ~」
美春の体がガクガクと震えるが、彼女自身はどうしようもない。
しかも麗子は、美春の1番感じる力加減を守ったまま、まったく乱れない。
花びらの内側、複雑なヒダを見せる粘膜の中心。それらを無数のアリがチクチ
クと歩き回る。
アリはその中心を縦に歩くと、柔らかな入口からその上にある小さな穴に、そ
の数本の足を入れた。
「ひっ、ひぃぃ~、ソ、ソコはぁ~」
その言葉に、意地悪なアリはその小さな穴に群がった。
「んん? ココ?」
麗子はその小さな穴を筆先で責めながら、美春の様子を観察した。
感じている。女将はこの穴が感じるのだ。麗子は確信した。
「感じるのね、ココが……」
「い、いえっ、そんな、そんなコト……」
麗子は穂先を垂直に立てると、毛先が小さな穴に入るようにチョンチョンと
何回も突っついた。
「あぁっ、ひぃっ、ひぃっ、あぁいやっ、あぁっ、あぁ、も、もうっ」
「ほらっ、ほらほらっ……どう? そうだ、綿棒があったわねぇ」
麗子は筆箱から、綿棒の入ったビニール袋を掘り炬燵の上に出した。
美春にとって、それはこれから何をされるか容易に想像がつく。
「あぁ、お赦し下さい氷見川様。それは、それだけは……」
「さぁ、綿棒でこの穴をジックリと虐めてあげる」

麗子は新たな楽しみを見つけ、それに使うオモチャを1本摘み上げた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土