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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

28
真弓が先に部屋に入り灯りを付けた。
中は20畳程の広さで、部屋を縦に2分する仕切りカーテンがある。その右側には手術台があり、左半分には分娩台が設置されていた。左側の壁には流しとガラス扉の付いた薬品棚が設けられ、棚にはガラス瓶や同型のプラスチックのボトル、そして大小の箱が幾つか押し込んである。
流しと棚の隙間には、浣腸用のスタンドに大型のボトルがぶら下がっていた。

その部屋に入り、御堂は胸の高鳴りを感じていた。
白井冬香。あの女を気の済むまでジックリと責め嬲ってみたい。そんな淫らな願望が、今現実の物となりつつあるのだ。

真弓は冬香の肩を抱き、手術台の前へと歩いた。
「冬香、裸になってそこに寝てくれる」
「えっ? えぇ……」
冬香は言われた通り全裸で手術台に横たわった。
御堂は棚から4~5本の黒い縄を出し、冬香の右手首に結んだ。その手をベッドの端へと伸ばし、余った縄を引きながらベッドの下にあるフックに結んだ。
「あっ、チョット待って……。婦長さん、これは……」
「秋山さん、手伝ってくれる」
「はい」
「あっ、み、美咲ちゃん、ねぇ、チョット待って」
美咲は左手を同じように縛った。左足も御堂を見ながら同じように縛り、縄を引きながらベッドの端へと結びつけた。

冬香の手足を縛るにつれ、美咲の胸には燻っていた炎が燃え上がってくる。
ピアニストの夢を奪い、人の曲をまるで自分の曲のようにしてコンテストに優勝した。許せない、そんなの絶対許せない。
この間の院長室での診察。病室での反応。もしかしたら今、復讐する絶好の機会かもしれない。冬香を縛る美咲の手に、より一層力が込められた。

「さっきの続きと思って下さればイイですよ。白井さん」
「婦長さん達の言うこと聞いて下さいね、冬香先生。もっと脚開いて……」
美咲が手術台の端まで来るように、 ”グイッ” っと冬香の脚を広げた。
「冬香はチョット強引なくらいの方がイイのよね」
四肢の自由を奪われていく冬香を見ながら、真弓の唇がパックリと割れた。

結局冬香は訳もわからぬまま、手術台にX字形に縛り付けられてしまった。
「コレでいいわ。タップリ可愛がってあげますからねぇ。白井さん」
「えっ……?」
「まるで蜘蛛の巣に捕まった蝶々ね。婦長、ここからはアナタに任せるわ。冬香はアナタの担当だし……、一番よく判ってるだろうから」
「はい、院長……」
御堂は冬香のお尻の下に枕を詰めた。彼女の腰が上に向かって突き上がる。
「さぁ、白井さん。それじゃ始めますよぉ。まずこのお薬を塗りますねぇ」
御堂は目をランランと輝かせ、冬香の蜜壺と肉芽にタップリと塗りつけた。
「はっ、またその薬……ですか」
「そうよ、だってこの薬の検査なんですから。そうでしょう?」
『ブレーメンの奴隷』は冬香の粘膜からあっという間に吸収され、1分も経たないうちにソコをジンジンと疼かせ始めた。
「婦長、ここからは新薬と刺激について調べたいから直接触ってもいいわ」
「はい、院長。秋山さん手伝って……」
「あっ、はい」

美咲は御堂の横に並んで立った。
冬香を見下ろす2人のナース。その顔には酷薄な微笑みが浮かんでいた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土