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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

25
最新媚薬『ブレーメンの奴隷』。その効能は性欲をかき立て、性感刺激による感度を最大限にアップさせるものだった。敢えて使うのならば、それは不感症に悩む女性のための薬と言ってもいい。
その薬を人一倍敏感な冬香に塗った。その強制的に感度と性感を敏感にされた冬香の秘肉を、御堂の操る筆が這い回っていた。

「ココはどうですか、白井さん」
御堂は冬香の淫花の花びらを捲り返し、その内側の赤い粘膜に穂先で触れた。
「はぁっ、んん、、んん、だ、大丈夫です。あぁ、そんなところまで……」
「そうなんですよ。チェック項目がかなり詳細なもので……」
「そ、そうなんですか……。あぁ、はぁぁ~、あぁっ、あぁっ、あぁん」
触れるか触れないか。バラけた筆の穂先が敏感な粘膜にそっと触る。
その優しい触り方が逆に冬香を狂わせる。
「もう少し強く触って、ねっ、婦長さんお願い……。もう少し強く触っ……」
「だめです。本当は触れないんですから。これ以上強くは出来ませんよ」
「はぁ、はぁ、でも、何だか、あぁっ、あぁぁ~。あたし、あたし……」
筆はまだ花びらの片側だ。そのスピードはナメクジのように遅い。しかしソコから生まれる魔性の快感は絶大なものがある。
「どうしました? まだまだですよ。ほらっ、ほぉ~らっ」
「あぁ~そんなに、そんなにゆっくり……。はぁ、はぁ、あぁっ、あぁん」
「そうですよ。ジックリと腰を据えて。まだまだ時間が掛かりますからね」

いつでもトドメをさせる獲物を嬲り続ける。この時間が御堂には至福の悦びだった。四肢の自由を奪い、ジワジワと苦しみを長引かせる。
Mである御堂の矛盾した一面。それは今の冬香が御堂自身でもあることだ。
冬香は鏡の中の自分となり、冬香が感じれば自分もそれを共有できる。
この奇妙な倒錯感は、真弓にはない御堂独特のものだった。

「はいっ、今度は反対側ねぇ~。頑張って下さい、白井さん」
ようやく筆は反対側の花びらに移った。しかしそれだけのコト。堪え難い刺激であることには違いない。でも半分終わった。それだけが冬香を支えていた。
「大分充血してきましたねぇ。もうココが真っ赤ですよ」
「あぁ、そんな……、恥ずかしいです。あぁ、あぁっ、んん、んんん~」
ジワァ~と広がる魔性の快感を与えながらも、筆は遅々として進まない。
「あぁ、婦長さんまだ、終わりませんか? あとどれ位……」
「さぁ、まだチェック項目がいっぱいありますからねぇ。あの契約書にサインしたんですから、これも学用患者の努めと思って、頑張って下さいね」
そう言って、穂先で敏感な肉芽の回りで円を描いた。
「あぁぁ~……。まだ、そんなに……」
「さぁ、赤くなってるトコ触りますよ。ほらっ。どうですか? ほらほらっ」
「はっ、あぁ、ああぁ、もうだめっ、あたし、あたし何だか……」
「んん? どうしました? 白井さん。終わるまでずぅ~とこのままですよ。頑張って下さいねぇ~。ほらっココ、こんなに真っ赤になって、ほぉ~ら」
冬香の腰が、限界を知らせるようにブルブルと震えだしている。
御堂はそれを楽しむように、酷薄な笑みを浮かべていた。

その頃真弓は、2杯目のドリップに湯を注いでいた。
ポタリポタリとコーヒーが、ガラスポットに溜まっていく。
「うふふっ、可愛そうねぇ、冬香……」
入ったコーヒーをカップに注ぎ、そしてそれを持ってソファに座った。
「あの刺激じゃ、逝くに逝けないわね」
真弓は白い脚を組むと、湯気の立ち昇るカップに息を吹きかけ、一口啜った。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土