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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

24
御堂は指の媚薬を冬香の淫花に塗りつけた。肉芽にもしっかりと塗り込み、最後にタップリと絞り出した媚薬を、蜜壺の奥までまんべんなく擦り込んだ。
それで退室すると思っていた冬香は、御堂がそのままその場から離れないのを奇妙に思った。アソコは既に熱を持ったように火照り初め、ジンジンと脈打ちながら疼き始めている。

「あ、あのう……」
「何ですか?」
「これで終わりじゃ……、ないんですか?」
「あらっ、ごめんなさい、言ってませんでした? この後途中経過をチェックしなきゃならないんですよ」
そう言って御堂はカルテを冬香にかざした。
そして新たに二巻きの包帯をポケットから出すと、冬香の膝を折り曲げ左右の脚にそれを巻き付けた。
「えっ、脚もですか?」
「ごめんなさいねぇ、こうするように書かれているので……」
包帯を巻き終わると冬香をベッドに横たえた。
「どうですか? 効いてきました? お薬」
「はい、何だかこう熱く疼くような……、感じです」
「疼く、そうですか。呼吸も少し速いようですね」
それらをワザとらしくカルテに書き込む。
「他には何か……。今のところは大丈夫ですか?」
「はっ、はい……」
「そうですか、それではチェックをしていきますね」

御堂は靴を脱ぎベッドに上がった。
正座をしたようなその両脚をグイッと押し、冬香の淫花をほぼ真上に向けた。そうしておいて腰の下に足を入れ、胡座をかくように座った。そして目の前の尻の上に自分の両腕を置いた。もう冬香は起き上がれない。
今、御堂の前で、冬香はまな板の上の鯉と化した。
御堂はポケットから太い筆を出し、右手でその穂先を念入りにほぐした。そしてバラバラになった白い穂先を、冬香の淫花に近づけた。

「それじゃ、始めますよぉ」
穂先は左の脚の付け根に ”フワッ” っと触れ、サワサワと小刻みに震えた。
「はぁっ、はっ、はっ、ふっ、婦長さん、これが……」
「触診ですよ、白井さん。直接触らないように院長から言われているので、我慢して下さいねぇ」
筆の触る感触。それは触れるか触れないかの微妙な距離を保っている。
「どうですかっ、白井さん。苦しくないですか? 頭痛や吐き気は……」
筆の穂先はゆっくりと花びらの上に移動してくる。
その絶妙な力加減は、そこに無数の蟻が這い回っているようだ。
「はっ、あぁ、あぁ、だっ、大丈夫です。あっ、んんっ、んんっ、んくっ」
「どうかしましたか?」
毛先だけでそぉ~っと、決して強く触ることはしない。Mの御堂にはどうされるのが一番辛いのか、それが手に取るようにわかる。
「はっ、はっ、婦長さん、もう、もう……あたし……んん、あぁ、あぁ」
御堂は冬香を見た。彼女は泣きそうな顔で必死に堪えている。
「あらっ、苦しそうですね。大丈夫ですか。まだ始まったばかりなのに」

触りたくて触りたくて堪らない。自分の指で一気に昇り詰めたい。そんな冬香の気持ちを百も承知で、御堂は筆の穂先でジックリと責め嬲る。時間を掛けてジワジワと弱いトコロを責め嬲る。そんな責めが御堂は大好きだった。

院長室では、真弓が1杯目のコーヒーを淹れていた。
「雪絵ったら目が輝いてるわ。本当にこういう虐め方が好きなんだから。でも彼女の好きなのは生殺し。タップリ味わうといいわ……ふ・ゆ・か」

真弓はソファでコーヒーを飲みながら、モニターを見てほくそ笑んでいた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土