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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

21
PM 17:50
秋の日は短く、午後6時前でも窓の外はもう暗い。

真弓は院長室を出ると、静まりかえる廊下を冬香の病室へと歩いた。
音がしないようにそっとドアを開け、足を忍ばせて中へ入る。
そして静かにドアを閉めると、仕切りカーテンからベッドを覗き込んだ。
そこには声を押し殺しながら、一心に快感を貪る冬香の姿があった。
真弓は少し怒った顔を作り、仕切りカーテンを開くと冬香の前に立った。

「ま、真弓……」
冬香の動きが一瞬止まった。
「冬香、触っちゃダメって言ったハズよ」
冬香は慌てて脱いでしまったパジャマに手を伸ばした。しかし後の祭りだ。
「あのぅ……、あたし……つい……。ごめんなさい」
「ノックしたのも気が付かないなんて……。この薬は少し疼くかもしれないけど、だからって……。本当はこんなコトはしたくないけど冬香、腕を組んで」
「えっ? こう……?」
真弓はその組んだ腕に、包帯をグルグルと巻き始めた。
「えっ? 何……?」
「こうしないとまた触るでしょ。だから一応こうさせて貰うわ」
包帯は重なった二の腕を一つにしながら、左右の肘の間を往復している。
「本当にごめんなさい。もう触らないから、だから、ねっ、赦して……」
しっかりと巻き付けた包帯を止めると、冬香をベッドに横たえた。
「これでいいわ。これならもう触れないわね。もう1度コレを塗るわよ」
指先に軟膏を絞り出し、冬香の淫花と肉芽に塗りつけていく。
「ほらっ、ココも、ココも、それからこの中も、ほらっ、ほぉ~らっ」
「あっ、あぁ~ん、真弓ぃ~」
真弓はパジャマを履かせると冬香に背を向け、クマの頭を撫でた。
「これでもう心配ないわ。ねぇ、クマちゃん……」

そう言いいながらクマの向きを微妙に動かす。これ位でいいハズだ。

真弓は冬香に振り返ると、その腕を組んだ姿を見下ろした。
「それじゃまた明日ね。おやすみなさい、冬香」
真弓はもう振り向きもせず、さっさと病室を出て行った。
院長室に戻ると早速モニターのスイッチを入れる。
今度はアングルもバッチリだ。アソコを触りたくて悶え始めた冬香の姿が大きく映し出されている。

その時、ドアをノックする音が聞こえた。その数は、2・2・3。御堂だ。
今日の業務を終え、帰りがけにここを訪れたのだろう。
「こんばんは、院……、真弓」
「うふっ、今日は院長って言わなかったわね。今面白いものを見てるのよ」
「面白いもの……?」
院長室へ入った御堂は、モニターに映った冬香の姿に気がついた。
「あらっ、白井さん……。これは?」
「アソコにアレを塗って放置したのよ。イタズラ出来ないようにしてね」
冬香は太腿を擦りあわせ、左右に寝返りを繰り返している。
「まぁ、可愛そうに……。でもアレ。届いたんですねドイツから」
「それも今日ね。本当は雪絵、先にアナタで試したかったのよ」
真弓はポケットの軟膏を御堂に渡した。
「これですか、新発売の媚薬『ブレーメンの奴隷』って。軟膏なんですね」
「冬香には新薬って言ってあるわ。その為の学用患者になって貰ったの。見てあの悶えよう。相当効くみたいよこの媚薬」
「敏感でしたからね、白井さん。あの体に媚薬、きっと堪らないハズですよ」
彼女を虐めてみたい。そんな欲望が御堂にムラムラと湧き上がってくる。
「今度アナタにも使って上げるわ。1ダース買ったから」
「まぁ、楽しみが増えました」

冬香の悶えるモニターの前で、2人はネットリと舌を絡めた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土