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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

20
真弓の右手。その1本だけ伸ばした指の先に、紫の軟膏が貼り付いている。
冬香はベッドに上半身だけを横たえ、脚は曲げた膝をお腹に引きつけている。
真弓は左手を冬香の淫花に伸ばし、親指と人差し指を花びらの左右に添えた。2本の指を開くと、ヌラヌラと濡れる赤い粘膜がパックリと口を開ける。
左手をそのまま固定し、その粘膜に右手の軟膏をまんべんなく塗りつけた。
生クリームのような軟膏は、あっという間に薄く拡がりその色を消した。

「これはなんの薬なの?」
「う~ん、説明するのはチョット難しいわね。女性用の薬としか言えないわ」
真弓はもう1度軟膏を指先に出すと、今度は敏感な赤い肉芽を剥きだした。
「あっ……、ソコは……」
冬香の体がピクリと波打つ。
「なぁ~に? ココにも塗るに決まってるでしょ」
真弓はそれにかまわず軟膏を肉芽に塗りつけた。
「中にも塗るわよ」
続けて真弓は人差し指に中指を並べた。そして2本の指にタップリと軟膏を絞り出すと、左手で花びらを大きく拡げ、その指を冬香の蜜壺に差し込んだ。
「あぁ~ん、あっ、あっ」
「どうしたのぉ? お薬塗ってるのよぉ~」
真弓は冬香の濡れた蜜壺の奥深くに指を差し込むと、手首を左右に捻りながらグルリと軟膏を塗り込んでいく。
「なんだか濡れてるわよ……、まさかまた感じてるの?」
「そんなこと……、ないわ」
軟膏をしっかりと塗り込むと指を抜き出し、冬香のパジャマを元に戻した。
「冬香、薬を塗ったんだから触っちゃダメよ。いいわね」
真弓はクマの頭を撫でながら位置を直すと、もう1度壁に寄り掛からせた。
それになんの意味があるのか、冬香には知る由もなかった。

真弓が部屋を出てから3分後。冬香は股間に疼き感じていた。
それはまるで湿布のように熱く、ジワジワと染み込んでくるような疼きだ。
愛撫をされているような妖しげな火照は、敏感な肉芽をスッポリと包み込み、蜜壺の奥にまで塗られたそれは、体の芯に淫らな炎を燃やし始めた。
「あぁ~何なの? この感覚……、なんだか堪らないわ」
一人きりの密室の中、右手がパジャマの上からそっと股間に近づいていく。
その脳裏には「薬を塗ったんだから触っちゃダメ」、と言う真弓の声が聞こえている。しかし右手は別の意思を持ったように言うことをきかない。
指先が触れると、布越しとは思えない鋭い感覚が走り抜けた。
「はぁっ、凄い敏感になってる。はぁ、あぁ~イイわぁ~」
指先はためらいながらも、パジャマの中へと入っていった。
「あぁ~もうダメだわ、チョットだけ、チョットだけだから……ねっ、真弓」
潜り込んだ指先はそのままショーツの中へと入っていく。
そして柔らかな茂みを越え、熱く疼くその部分へと触れた。
「あぁっ、あぁぁ~イイィ~。なんて気持ちイイィのぉ~。あぁ、もう少し、
もう少しだけ……、触ったら……やめるから……ごめんね、真弓」
チョット触っただけで、いつもとは違う魔性の快感が広がった。
その快感の前に、真弓の声は霧のように消えさり、冬香は自分でも気づかぬうちに、パジャマを膝まで下ろしていた。

真弓は院長室の大画面モニターのスイッチを入れた。
そこには隣室で股間をまさぐる冬香の姿が映し出されている。
そのアングルはCDデッキに寄り掛かっている、あのクマの目線だった。
「やっぱり我慢できないみたいね、冬香。そのクマがあたしの趣味? そんなワケないじゃない」
画面の中の冬香はもう下半身が丸出しになっている。膝を立てた脚を大きく開き、右手をその中心で小刻みに震えるように動かしている。
真弓はソファに座り、暫く冬香のオナニーを見物していた。
「そうだ。ヒマ潰しにはちょうどいいわね。それにアングルも直したいし」

真弓は立ち上がると、包帯と軟膏を持って院長室を出た。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土