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あなたの燃える手で

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TRI△ NGLE

△4
「ごちそうさま。美味しかったわ」
明美は青いガラスの向こうに姿を消した。
「ありがとうございました」
その姿を見送ったLが扉に鍵を掛ける。
AM 2:00。流れるジャズはテナーサックスからピアノに変わった。
微笑みながら桜子の隣に座った。
「いいの? あんな約束して……桜子のこと相当気に入ってたみたいだけど。来週、彼女来るかしら?」
「来るよ、絶対」
「そうじゃなくて、彼女、明美さんはあたし達と同じ性癖の持ち主よ。でも彼女はその事に悩んでいるようだったわ」
「だから?」
「怖いんじゃないかしら、桜子のことが好きになってしまう自分が」
「それは彼女次第よ。怖いならもう来なければいいだけでしょ」
「それはそうだけど」
「あたしは、あたしはLが好きよ。彼女があたしのことをどう思おうと、あたしはLを愛してる」
「桜子……」
二人の唇が近づき、そしてお互いの体温を感じた。両手を相手の背中に回しきつく抱きしめた。唇を離し熱く見つめ合うと、今度は舌を絡ませながら抱きしめ合った。
「舐めて。桜子……」
桜子は黙って頷くと、椅子から降てその場にしゃがんだ。Lは立ち上がると、黒いタイトスカートを捲りショーツを脱いだ。そしてカウンターに寄りかかりながら、片脚を椅子に乗せ脚を開いた。薄暗い照明にLの白い脚が、艶めかしく肌が浮かび上がった。
桜子は膝立ちになり、唇をLのソコに近づけた。
「舐めて、桜子」
Lが両手で桜子の頭を自分のソコに押し付けると、すぐ生暖かい舌を感じた。
舌はLの蜜壺に差し込まれ、深く浅くその蜜を舐め取っている。
「あっ、あぁ~ん。いいわぁ桜子。その舐め方……好きよぉ」
舌はLの肉豆を見つけると、ソコを蝶のように舞い飛んだ。
「あぁん、あぁ~あぁ~いいぃ、いいぃ」
「感じる? 気持ちいいのね、L。うれしい……」
桜子は両手でLの肉花を拡げ、更に快感を送り込んでいった。
「あぁぁん。そう、そうよ桜子。あぁ~もっと、もっと舐めてぇ」
Lの頭が仰け反り、カールした金髪がバネのように跳ね続ける。左手をカウンターに置き、右手を自分のブラの中に潜り込ませ、指先で乳首を弄ぶ。
蜜壺に桜子の指が2本、根元まで差し込まれた。
「あぁん。あぁ、あぁ」
「ねぇL、この後Lの家に行ってもいい?」
「今夜はダメよ。ごめんね、桜子」
「ううん……。いいの……」

AM 3:00の閉店時間。Bar『MELLOW BLUE』は、その灯りを静かに消した。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土