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あなたの燃える手で

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白い魔女 8

24 最終話
雪絵は熱いシャワーを浴びるとバスローブを羽織り寝室に入った。
そのままベッドに "ドサッ" と横たわる。
今日は患者の急変が二人続き、なんだか一日中バタついていた。
そのストレスからか、自然右手が股間へと伸びる。足を大きく開き、花びら
全体をフワリフワリとフェザータッチで触ると、触ったところから、ゾクゾ
クとした快感が波紋のように広がっていく。
右手は一度その場を離れ、左手と共に両乳首を摘んだ。
「んふぅ~ん、あぁぁ~ん」
両手の指先は摘んだ乳首を "キュッ" と潰し、転がすように弄んだ。

右手が枕元に転がっていたバイブを掴み、スイッチを入れた。微振動が伝わ
る先端を肉壺の入り口に近づけ、左手で花びらを開く。パックリと開いた肉
壺に、右手はゆっくりとソレを沈めていった。
「あぁぁ~ん、もう、いいぃ~。あぁぁ~いいぃぃ~、いいわぁぁ~」
バイブが奥深くまで行き着くと、今度は首振りのスイッチを入れる。
それは寝た子を起こすような変化だった。振動を伝えつつも大人しくしてい
たバイブが、目を覚ましたように暴れ出したのだ。
雪絵はその頭がスポットを抉るように、深さや角度を調整する。するとバイ
ブはすぐさまスポットを抉り始めた。
「はぁぁっ、あぁぁ~、いいぃぃ~」
雪絵は両足を開き腰を持ち上げると、左手の中指でアナルに触った。
「そんなトコロだめっ、だめよぉ、あぁぁ~んだめぇぇ~」
一体誰の中指になっているのか。誰とも知らぬ中指は、ゆっくりとアナルに
潜り込んでいく。

はぁぁ~、そんなっ、そんなっ、だめっ、ソコは、そんなトコロ……。
うっふふっ。前も後ろも一緒に犯してあげる。
いやっ、そんなのいやっ、お願い赦してっ。
あなたはこうして毎日毎日犯されるのよ。
あぁぁ~だめぇぇ~。やめてぇぇ~。
あらっ、どうして、こうして犯されたいんでしょう?
そんなっ、そんなことない。
嘘ばっかり。あなたの本心はわかってるわ。いいのよ。たっぷり可愛がって
あげる。ほらっ、ココ。ココでしょう? ココをこうやって……。
はぁぁ~、だめっ、それだめっ、それはだめよぉぉ、いやぁ、やめてぇぇ~
これが堪らないのよねぇ。んん~ほぉ~らっ、たっぷりしてあげる。
ひぃぃぃ~、だめぇ、もうだめっ、もうだめっ、お願いやめてぇぇ~。
ほぉ~らっ、ほぉ~ら堪らない。ほぉ~らっ、もっともっとシテあげる。
あぁぁ~ん、そんなっ。だめっ、だめだめっ、あぁぁ~やめてぇ~。
まだまだよぉ~、まだまだ。まだ始まったばっかりよぉ。

バイブとアナルに埋まった指が、雪絵を絶頂に導いていく。それは前と後ろ
で膨れ上がり、もう自分でもどうしようもない。
「あぁぁ~、もうだめっ、もう逝くっ、逝く逝くっ、逝っちゃうぅぅ~」
もうとっくに理性のブレーキが壊れた雪絵の体は止まらない。
自分のやり方、自分のタイミングで一気に逝き果てた。

まだ荒い呼吸が続く頭で、雪絵はふと思った。
これが真弓だったら、こうはいかないだろう。もっと徹底的に焦らされ、そ
れなりの苦痛も与えられるに違いない。
でもそれはあたしが望んだコト。苦痛も焦らしも、全てあたしが望んだコト
なのだ。望んだコトが叶っている、それって幸せことではないだろうか。

EPILOGUE 
あたしは『夢の森病院』に来て、婦長という大役を仰せつかり、如月真弓と
いう院長にも出会った。それにここは学生時代に住んでいた街ということも
あって、なにか運命的なものも感じている。
せっちゃん、おばさん、つぐみ。それぞれの年代を彩ってきた彼女たちの思
い出は色褪せない。
そして今は院長……。彼女はあたしにとって、魔性の女かもしれない。
あたしはあの目に虐げられ、あの指に悶え、そしてあの舌にのたうつのだ。

明日は院長と一緒に帰れる。待ち合わせ場所はアマデウスだ。
きっとアノ人は、カバンにあたしを苦しめる為の道具をいっぱい入れて、先
に待っているに違いない。
そんな彼女にあたしはこう言うのだ。
「お待たせ、待った? 真弓……」

ーENDー


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土