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あなたの燃える手で

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白い魔女 7

15 
入院棟310号室。松田美緒はベッドの長辺に対し直角に向いている。
その格好は下半身裸だ。上半身はそのまま横たわり、下半身は膝を立てた脚
を開かされ、その膝も左右に倒されている。
そんな美緒の股間に、触診と称した雪絵の右手の中指が、蛇のようにユルユ
ルと入り込んできた。

「いやっ、いやっ……。婦長さん、もうそれくらいで……」
「まだよ。ちゃんと奥までいれますよ」
「あぁん、あぁぁ~ん、もう、もう……」
「これはねっ、奥まで入れて触診しないとだめなの。だから、ほぉ~らっ」
「あぁ~ん、えっ、えっ、そんなっ……、そんな奥まで」
「そうよぉ、奥の奥のまで、指が届く限りしっかり入れますよぉ」
「はぁぁ~、そんなっ、あぁぁ、婦長さん、ソコは、ソコは、あたし……」
「んん? ココ? ココはなんなの、んん? ちゃんと言って貰わないと」
「ソコは、なんか凄く敏感で……」
「敏感って? 痛いの? 腫れてるのかしら。チョット触ってみますね」
雪絵は百も承知で、美緒の快感スポットを嬲り始めた。

「あぁぁ~ん、そんなっ、だめっ、だめですっ、だめです婦長さぁん」
「あらっ、なんか濡れてきましたよ、松田さん」
「あぁぁ、恥ずかしいぃ。言わないで……、言わないでください」
「だってもうこんなにヌルヌル。あなた、もしかして感じてるのね」
「そんなっ、あたしは、あたしは……」
「だってこのヌルつき、糸引きそうよ。だからさっきから締め付けてたの
ね。どうりで、指を動かしくにくいと思ったわ。でもね、まだ終わってませ
んから、このまま続けますよ。このまま触りますからね」
「そんなっ、いやっ、だめっ、だめっ、あぁぁいっ、逝く……」
「逝く? 逝くってなんです? まさかあなた……」
「あぁ、もうだめっ、逝っちゃうっ、あぁ婦長さん、あたし、あたし……」
「だめです。病院で、それも診察中に……。松田さん、あなた自分で何言っ
てるか分かってるんですか」
「す、すみません。でも、ソコは我慢できなくて……」
「ソコもココもありません。だめですよ。絶対だめです。そんな、逝くだな
んて、とんでもない」
「すみません、本当にすみません」
「まったく、報告書になんて書けばいいんだか……」
「報告書? 報告書って……」
美緒は目を丸くして訪ねた。

「あなたの経過観察の報告書です。ここでの処置を全て書くことになってい
るんです」
「そうなんですか……」
「松田さんがエクスタシーに達したと書けば、交替の看護師達の目に触れる
コトになるんですよ」
「それって……」
「病院中の看護師達の話題になりますよ。そうねぇ、あの子達のことだか
ら、 "診察中に逝った女" とかなんとか言っね……。あなたにも分かるでし
ょう? 女が秘密を黙っていられないコト」
「は、はい。あのぅ、それだけは……」
「だったら我慢してください。ましてや女同士で……」
「はい、本当にすみません」
美緒は申し訳なさそうな瞳を御堂に向けた。

 あなたはもうあたしの奴隷。じっくり、そしてたっぷり虐めてあげるわ。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土