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あなたの燃える手で

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白い魔女 7

14 
「それじゃ、細かく診ていきますよ」
そう言って雪絵は、手相を見るような大きな虫眼鏡を取り出した。

「えっ、そんなので見るんですか?」
「そうよぉ」
「そんな恥ずかしいです」
「これで見るとね、よく見えるの。毛ジラミだって見つけやすいのよ」
「毛ジラミ……」
「あらっ、毛ジラミだって痒くなる原因なのよ。可能性はちゃんと潰してお
かないと……、そうでしょう?」
「は、はい……、それはぁ……、そうですけどぉ」
「松田さんは毛が薄い方だから、毛ジラミがいたとしても見つけやすいわ。
それにココの色も綺麗ですよ。どれどれ、中も見せて貰いますよ」
「えっ? 中も……」
その言葉に、美緒は枕から頭を起こし、自分の股間を見た。
するとソコには、虫眼鏡でソコを覗き込む婦長の姿があ
「拡げますよぉ」
「えっ? そんなっ……、いやっ」
「拡げないと見えないでしょう。はい、我慢してぇ」
美緒は自分の花びらが、左右に伸ばされるのを感じた。
「あぁ、チョット……」
「よく見える。とってもよく見えますよ、美緒さん」
雪絵はもう、内心興奮を抑えきれないでいた。何故なら、今まで美緒を相手
に繰り返してきた妄想以上だからだ。

「あぁぁ~ん、婦長さん、だめっ、そんなのだめですぅ」
「大事なトコロがこんなに拡大されて、恥ずかしい?」
「もう、もういいですか。婦長さん。」
「あらっ、どうして? 患者はナニをされても、医者の言うことは聞かない
とダメなのよ。それがたとえ看護師であっても……」
「で、でもぉ、恥ずかしくて……、」
「 "でもぉ" じゃありません」
雪絵は敢えてピシャリと言った。
「まだ匂いも嗅いでないのに……」
「えっ? 匂いも?」
「そうですよ。細菌性のものなら、匂いである程度分かりますから」
「ホントに……?」
「ホントですよ。こうやって」
雪絵は美緒と視線を合わせると、彼女が見ているの確認しながら、鼻を鳴ら
すようにクンクンと匂いを嗅いだ。
「あぁぁ、いやっ、いやっ……」
「んん、取り敢えずは大丈夫そうね……」
「あぁ、よかった。これで終わり……、ですか……」
「まだまだ。まだ終わってませんよ。今度は中を触診しないと。
「中を、触診? って……」
「もちろん中に指を入れて、できるだけ奥までね」
「そんなっ、そんなの恥ずかしぃ……です」
「もしこれが手術だったら、外科の男の先生達に見られてるんですよ。それ
に比べたら、同性だし、2人きりだし、まだいいんじゃないですか?」
「そ、それはぁ、そうですけどぉ」
「それじゃ指を入れますよ。ゆっくり入れますからねぇ」
雪絵の右手の中指が、蛇のようにユルユルと入り込んできた。

 うっふふ。やっぱり濡れてる。それもこんなに。これは相当敏感体質ね。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土