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あなたの燃える手で

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桃色 7Days

3
あたしは柚香と化した右手の指で、クリちゃんをくじり続ける。
そして彼女とキスをしたまま、その指を加速させていった。
「逝っちゃうっ、逝っちゃうよぉ。柚香ぁ~」
あたしの全身が、ベッドの上で反り返っていく。
そんなあたしを柚香は真上から,それもあたしから数センチの上から見てい
る。その目は瞬きを忘れたように見開かれ、 "ジッ" とあたしの顔を見つめ続
けているのだ。
「逝きそうな明日香、可愛いね」
「えぇ? あぁぁ、あぁぁ~逝くっ、逝くぅぅ~,逝っちゃうよぉぉ~」
「その切ない顔、あたし好きだよ」
「逝かせてっ、もう逝かせてよぉ~」
「いいよ。じゃもう一回キスして……」
「うん」
「キスしたまま逝くんだよ。目も閉じちゃだめだからね」
「うん、分かった。分かったから……」

そしてあたしは、逝くように逝くようにクリちゃんを擦っていった。
するとベッドの上でまた体が反り返って……。ジンジンと感じる快感はあた
しを包み込み、もう後戻りできないトコロまで高まると、あたしを快感の高
見へと一気に突き上げて……。
気が付くと,あたしはハァハァと荒い呼吸を繰り返していた。


やっぱりあたしは柚香が好き。

でも本当に柚香とシタらどうなるんだろう? 
出来るのかな? 女同士だし……。っていうか、そんな日が来るのかな。
柚香、あたしのコトをどう思ってるんだろう。
聞いてみたいけど……、やっぱりあたしからは聞けない……。
でもコレだけは分かる。それは、あたしが柚香をオナニーのオカズにしてる
なんて、あの子は夢にも思っていないってコト。
まぁ、このコトが本人の耳に入ればともかく、そうでもない限りは、それほ
ど罪はないと思ってる……。

グッタリと横たわったまま、ふとクッキーのケージを見る。
クッキーは飼っているハムスターの名前。一匹だけだけど、多頭飼いは喧嘩
をするらしい。だから一匹で飼っている……。
こっち向いて鼻をクンクンさせてるクッキーと目が合った。
「お腹空いた?」
と聞いてみる。でもエサ箱にはヒマワリの種がドッサリ山盛り。
「遊びたいの? ごめんね、今はだめ。今は……」
逝ったばかりの体は,まだ回復していない。
クッキーは諦めたように背を向け、回し車をグルグル回して遊び始めた。

それからコレは月曜日のコトなんだけど……。
月曜日はあたしがバイトをしている定食屋『双葉屋』の定休日。だから本当
ならそのまま真っ直ぐ帰宅。でもあたしは真っ直ぐ家には帰らない。
じゃ何処へ行くのか……。
それは隣の家。毎週月曜日は、誰にも内緒で隣の家に行く。
どうしてかって? それは隣のおばさん『青山ゆかり』さんと逢う為。

ゆかりさんは若い頃、東京で暮らしていて、その時は女の人と同棲してたら
しいんだけど、その人がレズで、色々と教え込まれたんだって。
だからとっても上手。今では男より女の方がずっといいんだって。
毎週月曜日、あたしはそんなゆかりさんにヒーヒー言わされてるってワケ。
それもチョット変わった嗜好で……。

そんなゆかりさんとのコトは、次の日記で……。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土