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あなたの燃える手で

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百合の宿 卍庵

15
オニユリに縛られたかすみは、一つに縛った両手を天井の梁へと伸ばさ
れ、膝上を縛った縄で太腿は床と並行以上に引き上げられている。
オニユリは彼女の前で蹲み込み、右手でソコを包み込んだ。すると他とは
違う熱感と、明らかな湿気を感じた。
「うふふふっ、もう湿ってるわ。もしかして、濡・れ・て・る?」

「そんなっ、そんなっ……」
オニユリはかすみのソコを包み込んだ、自分の右手を退けた。
かすみのソコは、蹲み込んだオニユリのほぼ斜め上にある。
「開けばわかるのよ」
「いやっ、やめてっ、恥ずかしいわ、こんな格好で」
「あらっ、ヒメユリにはしたクセに……」
オニユリはそう言ってかすみを見上げた。
「あなたも味わいなさい。ヒメユリが味わった羞恥を。んん? ほぉ~ら
っ、こういうのはどう?」
オニユリはピースに開いた二本の指で、かすみのビラビラの付け根の外側
を鳥肌タッチで上下に往復した。当然かすみされるがままの無抵抗だ。
「あぁぁ~ん、、いやぁ~、やめてっ」
「開くわよぉ。ほぉ~らっ、パックリ。あぁー見える見える。丸見えよ」
「あぁぁー、いやっ、だめぇ~。見ないで、見ないでぇぇ~」
「やっぱり濡れてるわね。中は? 奥まで濡れてるんでしょう?」
「中? そんなっ、だめっ、いやよぉ」
「この指を入れて、ちゃんと確かめるの。奥までしっかりとね」
オニユリは "Fuck you" とばかりに中指を伸ばした右手を、かすみに見せ
つけるように伸ばした。
「いやっ、いやっ……」
「ほぉ~らっ、入れるわよぉ~」
「だめっ、あぁだめ、だめっ、それ以上はだめですぅ」
しかし指は止まらず、肉壁の中を奥へ奥へと進んでくる。
「あらあらっ、奥までヌルヌルよ。もう蕩けそうじゃないの」
「あぁ、いやぁ、言わないでください」
「あらぁ、教えてあげてるのよ。あなたのおま○が今どういう状態か。そ
れに物足りなそうだから、薬指も入れてあげる。ほぉ~らっ」
「あぁぁ~ん、だめぇぇ~」

二本の指がかすみの中で蠢いた。曲がっては伸び、伸びては曲がり、ドア
ノブを回すようにその場でグリグリと回転し、ヌルヌルとピストンした。
その触り方は糸を弾くようなねちっこい、若い娘にはないまさに熟女独特
のものだった。
「あなた顔も可愛いけど、お尻の穴も可愛いわね」
「いやぁ~、見ないでっ」
すると中指が引き抜かれ、濡れた指先がアナルに触れた。
「はぁぁっ、ソコはだめぇ~」
「なぁにぃ? ちょっと触っただけなのに、なんだか怪しいわねぇ」
「だめっ、ソコはだめですぅ」
「そう言われると、入れたくなるわねぇ。ほぉ~らっ、ゆっくり入れるか
ら、ゆっくり、ゆっくり……」
オニユリの中指が "ズブリ ズブリ" と入ってくる。
「あぁ、だめっ、だめだめっ、ソコはだめですぅ~。いやっ、いやぁ~」
「あらっ? あらあら? あなた、アナル、経験者ね」 
「は、はい……」
「やっぱり。道理で簡単に入ると思ったわ。もしかしておま○こよりも感
じる?」
「えっ、えぇ……」
「だからだめなんて言ったの? ホントは好きなんなクセに、アナルが」
「はい」
「正直ねぇ。でも素直でいいわ。いいのよそれで」
「はい。ありがとうございます」
「アナルは一通り経験してるの? 浣腸とかは……?」
「浣腸、浣腸はあの苦痛と快感で、頭がおかしくなります。あたし、とに
かくアナルが凄く敏感で、本当にどうしようもなく感じてしまうんです」
「本当に正直ね。いいの? そんなこと言っちゃって」
「えっ?」
「そうだ、いいこと考えたわ……」

オニユリはそう言うと立ち上がり、かすみを縛った縄をほどき始めた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土