2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

裏道のモナリザ

6
「どれどれっ、中の具合はどうなんだい? 先生っ」
そう言って、モナリザが右手の中指を入れてきたのです。
低い椅子に座り、腕を突き上げるように上に向け、手首を捻り、上下左
右を満遍なく、触り残しのないように触ってくるのです。
「おやおやっ、奥までヌルヌルだねぇ」
モナリザの細くも長い中指。それはまるで蛇、いえ芋虫のようにモゾモゾ
とあたしの中に潜り込んできました。その嫌悪感といったらありません。
「いっ、いやっ、いやよぉ~。やめてぇ~」
「濡れたおま○こがヒクヒクして、イヤラシイねぇ。おやっ、奥のココ、
ココを触ると "キュッ" と締まるよ。ほらっ、ほぉ~らっ締まる」
モナリザは、あたしのGスポットを見つけると、そこだけをピンポイント
に触ってきたのです。
「ひぃっ、いやっ、ソコはっ、あぁだめっ、ソコはだめぇ~」
「ふふふっ、オナニーをしてるだけあって、自分の一番感じるトコロを知
ってるようだねぇ~」
「そんなの、そんなの知りません」
「そうかい、それじゃあたしが教えてやるまでさ。ひっひひ……」
すると彼女の指先が、あたしのGスポットにピタリと当てられたのです。
それは憎らしいほど正確で、まるで座標を知っているかのようです。
「どれっ、ココをじっくりと責めてやろうかねぇ。ほぉ~ら……」

モナリザの指が、ソコをフワリと押しました。
その途端、快感が泉のように溢れ出したのです。
それはとても甘美で心地よく、まるで彼女の指一本で体の奥から持ち上げ
られるような、そんな快感なのです。全ての現実を忘却の彼方へと押し流
し、もっと感じていたい、もっと気持ちよくなりたい。そう渇望せずには
いられないのです。
もちろん心では拒否しています。でも……、でも体がどうしようもなくこ
の快感欲してしまうのです。

「どうだい? 気持ちいいだろう」
「そんなっ、そんなコト……、ありま、せん……」
「そうかい、いいんだよ、それならそれで。あたしはこうして指一本動か
すだけさ。ほらココだ、ココだろう」
モナリザの指先は、クリクリとGスポットをほじくってきます。それも一
番弱いトコロを狙って、一番効果的に指先を動かしてくるのです。
「ほぉ~らっ、ほぉ~らっどうだい?」
「ひぃっ、あぁ、だめっ、だめですぅ、あぁぁいやぁぁ~」
「んん~これが効くみたいだねぇ~」
「そんなっ、コト……」
「そうかい? それじゃもう一回。ほらっ、こうだよこう、指先でこうや
ってこうやってココをクリクリほぉ~らっ……」
「ひぃぃ~、だめっ、だめだめっ、それはだめぇ~」
「ほぉ~らっごらん。やっぱりこれが一番感じるじゃないか」
「あぁぁ~いやっ、やめてっ、もう、もうやめてっ、あぁ、だめぇぇ~」
「ひひひっ、その言葉を待ってたんだよ。どれっ、それじゃじっくりと嬲
ってあげるとしようかねぇ」
「いやっ、いやっ、そんなのいやぁ~」
「お前はもうここから逃げられないんだよ。諦めてあたしのオモチャにお
なり。大丈夫、悪いようにはしないよ」
「いやっ、そんなのいやですぅ~」
モナリザは、動けないあたしの顔を見上げると、指先のクリクリを再開し
たのです。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土