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あなたの燃える手で

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桃色流星群

25
赤い蝋燭が、樹の伸ばされた左脚に垂らされていく。
ポタリと落ちたロウは、その場で赤い花びらのようになり、蝋燭が移動するにつ
れ、まるで樹に脚に花びらを散りばめていくように増えていく。
脛を赤く彩ったロウは、膝から上に移ろうとしていた。

「ここからが辛いわね」
ロウを膝に垂らしながら、彩乃は樹の顔を見た。
「は、はい」
その不安げな顔に満足したように、蝋燭を膝頭からそのまま一直線に太ももへと
移動させていく。
「白くてツルツルで、本当に綺麗な脚ね。女でもゾクゾクするわ」
「あっ、熱っ……」
「うふふっ、今はまだ太ももの真上。今度は内側よ。ほらっ」
彩乃は蝋燭を直立させ、少し高くしてから傾けた。ロウは約50cmくらいから落
下していく。
「あっ、あっ、あぁぁ」
「熱そうねぇ。ここから低くしていくと、もっと熱くなるわ」
太ももの内側に赤い花びらを散らしながら、蝋燭はみるみる低くなってくる。
「あぁっ、うぅぅっ、あっ、熱っ、熱いぃ」
「そうねぇ、熱いわねぇ。ほらっ、足の付け根のVラインも……」
ロウはとうとうVライン上に垂らされた。
「ひぃっ、ひぃぃっ……」
「ここはじっくり垂らしましょうねぇ、蝋燭をもっと近づけて……」
「あぁ、いやっ」
彩乃は蝋燭の高度を落とした。
「んふふっ、ほらっ、もう3cmもないわ」
「あぁっ、あぁぁ、熱いぃ、熱いぃ」
「溶けたてのロウが皮膚に流れて、ほぉ~ら」
ロウは "流れては固まり流れては固まり" を繰り返しながら、Vラインに沿ってタ
ラリタラリと流れ落ちていく。
「あぁ、彩乃さん、熱いっ、熱いですぅ」
「そりゃそうよぉ、ロウを垂らしてるんだもん」
「あぁ、そんな……」
「さぁ、こっちの脚も垂らしましょうねぇ」

すると蝋燭がまた直立し、右足の上に移った。
樹の右足は膝から折りたたまれ、横に倒されて縛られてる。彩乃はその倒された
膝を上から押さえつけると、蝋燭をそこへ近づけた。
「うふふっ、さぁ~、ほぉ~らっ……」
蝋燭は急激に傾くと、素早く内腿に赤い線を引いた。
「あぁぁ、ひぃぃ~」
「まぁ綺麗。白い肌に赤いロウがよく似合うわよ。樹」
「熱いぃ、熱いですぅ」
「あらっ、そんなこと言わないで。こんなに似合うのに。ほらっ、赤い花びらを
いっぱい散りばめてあげる」
彩乃は蝋燭を少しだけ高くすると、内腿全体にロウを垂らして言った。花びらは
満遍なく内腿に散りばめられていく。
「はぁ、あぁぁ、あぁもう、もう赦して彩乃さん」
「だめよっ。まだ脚だけじゃない。これから胸にもたっぷり垂らすわよ」
「でもぉ……」
「これはダメマネージャーへのお仕置きなんだから……」
ここで彩乃は樹の顔に自分の顔を近づけると、囁くように小声で言った。
「うんと辛い思いをしてもらわないと……、お仕置きにならないでしょう」
「そんなっ……」
「そうよぉ。じっくりじっくり、たっぷり時間を掛けてお仕置きしてあげるわ」
ここで顔を離し、元の体制に戻った。
「さぁ、今度は上半身よ。楽しみねぇ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土