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あなたの燃える手で

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桃色流星群

24
彩乃は赤い蝋燭とライターを持って、樹の脚の間に腰を下ろした。
「ダメなマネージャーには、まずこれでお仕置きしてあげるわ」
「あぁ、彩乃さん……」
彩乃はライターで蝋燭に火を着けた。赤い蝋燭に火が灯り、蝋燭の赤みが一段と
冴え渡る。
「うふふっ、綺麗ねぇ」
彩乃はここから垂らすわよと言わんばかりに、樹のピンと伸ばされた左足首あた
りを撫で回した。
そしてその手は足首から拗、拗から膝へと移動していく。
「綺麗な肌。ツルツルなのね。この綺麗な足を、蝋燭で真っ赤にしてあげるわ」
「彩乃さんのお仕置き……、久しぶり、です」
「そうね。時間を掛けてたっぷりとお仕置きしてあげる。覚悟しなさい」
彩乃はチラリと蝋燭に目をやった。すると蝋燭の上部には、溶けた赤いロウがプ
ルプルと震えながら溜まっている。
「ロウも溜まったみたい。そろそろ垂らすわよ」
「はい、お願いしたします」
「いい子ね」
彩乃は蝋燭を樹の足先へと持っていった。
「まずは指先……」
彩乃は右手で蝋燭を持ち、左手で足の親指と人差し指の間をグイッと拡げた。
そしてその拡げた指の間を狙って、蝋燭をゆっくりと傾けていった。溜まったロ
ウは限界まで膨らんでいくが、そんな限界はすぐに超えてしまう。
樹の足の親指の間に、真っ赤なロウがポタリと垂れた。
「ひぃっ……」
ロウは己の証を残すように、そこに赤い花を咲かせた。
「はぁっ、熱い……」
「どう? こんな所は。指の間って結構敏感でしょう?」
「は、はいっ、熱いです」
「隣の指の間も垂らしましょうねぇ。」
彩乃は隣の指の間を拡げると、そこへ蝋燭を傾けていった。するとロウはすぐに
ポタリと垂れた。
「はぁっ、あぁ……」
まるで水かきのような部分。その薄い部分に真っ赤なロウが垂れ、少し流れて固
まった。たった一滴のロウだか、強烈な熱はジンジンと染み込んでくる。
「ほらっ、隣もよ」
「あぁ……」
「いくわよ。ほらっ」
「ひぃっ、あぁ、熱いぃ」
「最後は小指の間。ここも熱そうねぇ」
「あぁ、いやっ……」
「こうやってしっかり拡げて、薄くなった所に……、ほらっ」
「ひぃぃっ」
「んん? 熱いの?」
「熱いですぅ」
「そう、それじゃ、もう一滴。ほらっ」
染み込んだ熱さの上から、さらになる熱が染み込んでくる。
「ひぃぃ~」
「うふふっ、ほぉ~らっ」
彩乃はロウを指の付け根にそって動かし、全ての指の間に垂らし始めた。
「はぁっ、あっ、熱いぃ」
「熱い? 熱いの? そう。それじゃ、こっちも。ほぉ~らっ」
今度は足の甲全体にポタポタと垂らしていく。
「ひぃっ、ひぃぃ~」
「んん? まだよ。このまま拗ねから膝まで赤くしてあげる」
その言葉通り、蝋燭は傾いたまま垂れ続け、樹の拗を赤く染めていった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土