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あなたの燃える手で

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桃色流星群

21
「あらそう、それじゃ明日はオフってことね……」
「はい。そういうことになります」

彩乃のマネージャー、小早川 樹からの連絡は突然だった。
それは前々からわかっていた変更で、彼女が彩乃への連絡を忘れていたのだ。
「本当にすみません。特別番組なんてずっと前からわかっていたことなのに」
「まぁ、この時期は番組改編で、どこの局も特番だらけだけど……。でもいい
わ。たまには突然のオフも」
「そう言っていただけると、助かります」
「でもね、一つ問題があるの」
彩乃はスマホを左手に持ち替えた。
「何ですか?」
「澪がね、明日から修学旅行なのよ。それで数日間いないのよ」
「そうですかぁ、澪ちゃん修学旅行なんですかぁ」
「そうなのよぉ」
「ねぇ、あなた明日は? 暇?」
「えぇ……、まぁ」
「よかったらどこかで会わない?」
「はい。あたしは大丈夫なんですが……。でも明日天気悪そうですよ。朝の天気
予報では雨でしたし……」
「あらそうなの?」
「えぇ」
「彩乃さんも普段お忙しいんですから、こう言う時は家でゆっくりなされては」
「でも一人で家にいてもつまらないでしょう」
彩乃はここで、テレビのリモコンを持ちボリュームを少し下げた。
「何か変なこと考えちゃうっていうか、しちゃったりして……、ねぇ……」
「えっ、それって……」
「そうよ。決まってるじゃない。イケナイところに手が伸びちゃうわ。最近なん
だか悶々としちゃって……」
「まぁ、彩乃さんったら……」
「ねぇ、樹。あなたはどうなの?」
「あたしですかぁ? あたしは、まぁ、それなりに……」
「何よぉ、それなりって。ねぇ、どう? 久しぶりに二人で……」
「はい、是非……。彩乃さんさえよろしければ。悶々解消のお手伝いをさせてい
ただきますわ」
「あらっ、本当に?」
「はい、あたしは彩乃さんのマネージャーですから。何でもいたします」
「まぁ、立派な心がけね」
「その代わり、あたしのことも可愛がってくださいますか?」
「勿論よ。たっぷり可愛がってあげるわ」
「ありがとうございます」
その言い方は、見えない樹が頭を下げるのが見えるようだ。
「それじゃ明日」
「はい、お時間はどういたしますか?」
「そうねぇ、澪は朝いつも通りに出かけるから。何時でもいいわ。でもたまには
真昼間からっていうのもいいんじゃない」
「はい、それでは。お昼前に……、お伺いします」
「あぁ、楽しみ。明日は本当にたっぷり可愛がってあげるわ、覚悟してね」
「はい。それでは」
「うふふっ、楽しみにしてるわ」
「失礼致します」

彩乃は静かにスマホを置くと、その手を股間に持っていった。
「あぁ、やっぱり……」
彩乃のソコは、ヌルリと濡れいた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土