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あなたの燃える手で

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桃色流星群

14
「理事長。どうぞ宜しく、お力添えを賜りたく存じます」
「まぁ、あなたも気が早いわねぇ。それはまだまだ先の話でしょう」

とある日曜日。瑠璃川学園校舎裏にある駐車場に止められた国産高級車の中で、
ニュースのコメンテーター連城彩乃のマネージャー『小早川樹(いつき)』と、
この学園の理事長『有村絹枝』が密会していた。
日曜日の今日、駐車場にはこの車一台しか止まっていない。

「えぇ、まぁ……、でもこういったことは……」
「彩乃さんご自身は何て? 本当に選挙に出馬する意思がおありなのかしら?」
運転席に座っている絹枝は、両手をハンドルに載せた。
「彼女はまだ、そこまでの意思は固まっては……、いないようなんですが……」
助手席の樹は、かしこまったように両手を膝に置いた。
「そうでしょう? どっちかというとあなたが、彼女のマネージャーから政策秘
書に、そしてゆくゆくは……、そうじゃなくて……」
「いえっ、あたしはそんな……」

「あらっ、どうかしら? 優秀な頭脳と政治的な才覚、それにこうした交渉ごと
も得意なようだし」
「とんでもありません」
「今のあなたには連城彩乃は大事な金の卵。でもその卵から雛が生まれたら、そ
れを食べて大きくなるのは小早川 樹、あなたなんでしょう?」
いたずらっ子のような顔で、絹枝が樹を見た。
「理事長……」
樹がちょっと困り顔で絹枝を見返すと、二人は一緒に笑顔になった。
「あらっ、やっぱり図星……?」
「素直に "ハイ" とは言えません」
「そりゃそうね。でっ、話はそれだけ?」
「はい?」
「だ・か・ら、今日は空いてるの?」
「日曜日はいつもお暇をいただいておりますので、今日は1日空いております」
「あらっ、そうなの」
「はい」
「それじゃ……。ねっ、どう?」
「はい。もちろんです。最初からそのつもりでおりましたから」
「本当? なんだかよくできた話ねぇ」
「本当です。その証拠に……」
樹は絹枝の左手を自分の乳房に当てた。するとそこには硬いブラの感触はなく、
柔らかな肉の感覚だけがあった。
「あらっ、まぁ……」
「理事長さえよろしければ……」
樹はシャツのボタンを4つ開けると、絹枝の手をシャツの中へと招き入れた。
絹枝は左手を、少し窮屈そうに樹のシャツの中へと潜り込ませると、樹の柔らか
な乳房を鷲掴みにした。
「いかがです?」
「いいわ、信用する」
絹枝は人差し指と中指の付け根に、柔らかな肉の突起を挟んだ。すると柔らかだ
った突起はみるみる硬くシコり勃ち、絹枝はそれを指の間でコリコリと弄んだ。
「それじゃ、このままお持ち帰りしていいのね」
「はい。ありがとうございます」
「今日一日、ゆっくり楽しめそうね」
「はい。絹枝様のお気の済むようにしてくださいまし」
「まぁ、可愛いこと言うのね。いいわ。そうしてあげる」

車は別棟の実験室を横目に校門から外へ出ると、一路都心を目指して瑠璃川学園
を後にした。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土