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あなたの燃える手で

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深夜バス 2

12
乳首を爪で挟まれる痛み。それは懐かしくもなり、苦痛でもありました。
あの時と同じように、泉のように湧き上がる痛みは、一瞬たりとも途切れることが
なく、しかもあの時以上に痛みが増していくのです。
それは恐怖の一面と、嬉しさの一面も持ち合わせていました。恐怖はもちろん痛み
に対する恐怖。そして嬉しさはの一面とは……、その後に与えられる、あの耐え難
くも甘美な快感なのです。
「痛い? 結衣ちゃん。堪えられる?」
「は、はい、耐えます」
「そう、それはそれは……。それじゃもっと痛く。ほぉ~らっ、どう?」

あたしは感じてる。こんなに痛いのに。そう、そうですみどりさん。もっと爪
を立ててキリキリと。そう、そう、そうです。もっとあたしに痛みを……。

「この爪の戒めから解放された直後の乳首。これが最高に敏感なのは……、知
ってるわよねぇ~」
「は、はい。血が通い始めたような、神経が生き返る瞬間です」
「そう、その瞬間に何かされると、"ヤバイ" のよねぇ~」
「はい、あの瞬間は……。あまりにも敏感すぎて、飛び上がるほど感じてしま
います。だから感覚が元に戻るまでは、そっとしておいて欲しいです」
あたしは自ら、みどりさんを煽るように言ったのです。みどりさんもちゃんと
その真意を汲み取ってくれます。
「たとえば舌で舐められたりしたら?」
「そ、そんなの、耐えられるハズありません。あの瞬間がどんなに敏感か」
「そう、そうなんだぁ~。うふふっ」「
そしてみどりさんは、まだ爪で挟んでいる乳首に顔を近づけたのです。
「えっ? えっ? い、いやっ、そんな、いやですぅ」
「人一倍敏感な結衣ちゃんの乳首、そこが痛々しいほどに敏感になってる」
「いや、いや、いやですぅ、それは、それだけは赦してください」
「うふふっ、だぁ~めっ」
みどりさんはまるでいたずらっ子のように舌を伸ばすと、乳首を爪から解放し
ました。そしてその舌先で "チョン" と乳首を突っついたのです。
「あぁん……」
でもその時は、まだ本格的に血が通い始めてはいませんでした。でもそれはみ
どりさんも百も承知なはずです。
だから血が通い始め、ジンジンとした疼きが始まった頃合いを見極め、みどり
さんは、また舌を近づけたのです。
「さぁ、そろそろかしらぁ。結衣ちゃん」
「えっ、えっ……」
「うふふっ、お返事がないところを見ると、そうみたいねぇ~」
するとみどりさんは、あたしの上に重なると体重を預けるように密着しまし
た。そしてあたしの両手首を押さえつけながら、乳首を口に含んだのです。そ
して舌でネチネチと転がし、たまに甘噛みを繰り返すのですから堪りません。
「ひぃぃ~、みどりさんだめっ。だめっ、あぁ、そんな、だめですぅ~」
「んん~、堪えられない? そうでしょうねぇ。でもダメよぉ、動いちゃ。こ
のままジッと堪えるの。いいわね、あなたはあたしの奴隷なんだから、言う事
聞けるわよねぇ」
「は、はい。このまま堪えます。存分に虐めてください」
「いい子ねえ、結衣ちゃんはぁ。じゃ、いっぱい舐めて噛んであげる」
「ひぃっ、ひぃぃ~、痺れる、あぁだめっ、あぁぁ~まだジンジンして……、
あっ、あっはぁぁ~、くっくぅぅ~、はぁ、はぁ、はぁ、あぁ、まだっ……」
「んん~、相当辛そうねぇ。でもまだ。しっかり責めさせてもらうわよぉ~」

彼女は気が済むまであたしの乳首を嬲ると、耳元に口を寄せて囁いたのです。
「結衣ちゃん。あなたを犯してあげる……」
「えっ……?」
「あたしね、ずっとそうしたかったの。だからいいでしょう。犯しても……」
そんなみどりさんの申し出を、あたしはどこかで喜んでいました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土