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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

35
どれだけ時間が経ったのか、あとどれだけ時間があるのか、もうとっくに時間
の感覚など無くなってしまった月子には、まったく分からなかった。
しかしそんな月子が、今度はその時間に苦しめられることになろうとは、この
時は思いもしなかった。
そしてそれは予告もなく突然訪れた。

「あのう……、あたし、トイレに……」
「あらっ、そういえば忘れてましたわ」
「えっ……?」
「ここに来た時、お茶を飲みましたでしょう? あれに実は薬が。ねっリリ」
「そう、だだの下剤だけどね」
「下剤?」
「でも別にそんな強力なものではありませんわ。事実今までなんともなかった
わけですし、ただ一度効き始めると、お腹の中のものは全て出し切る、そんな
薬ですわ。月子様、今朝はお通じありましたの?」
「そういえば……、なかったけど」
「まぁ、それじゃ大変ですわ。今頃月子様の腸内では、薬の作用でドンドン内
容物が押し出されようとされてますのよ」
「えぇ、本当に?」
「じゃ、縄を解いて」
「そうですわね。リリ手伝って」
二人は月子の足の縄を解いた。しかし首の後ろに回した腕はそのままだ。
「ねぇ、手は? 両手はこのまま?」
「そうよ。っていうより、そのままの方が……。さっ、こっちよ」
リリは月子はゆっくり立たせると、浴室へと連れて行った。
「えっ……? トイレじゃ……」
「あらっ、ここよ。どうしてトイレなの?」
少し遅れてママが浴室の現れた。その手にはバイブとアナルバイブ。そして二
つのローターを持っていた。

バイブの直径はゴルフボールと同じくらいあり、その表面には血管のような筋
が這っている。それに比べアナルバイブは指二本分ほどの太さだが、長さは二
十センチ以上ある。色はどちらも漆黒を纏っていた。
二つのローターは小ぶりな紫色のものだが、その振動は強力そのものだった。

「あぁ、なんかお腹が……。ねぇ、リリさん。お願いトイレに……」
「だ・め・よ。トイレには行かせない。ここでしてもらうわよ」
リリはママから縄を受け取り、それを月子の首の縄に結ぶと、自分は縄の反対
側を持った。
「四つん這いになって、月子様。顔は鏡の方に向けて……、そうよ」
リリは月子を四つん這いにさせると、縄をピンと張った。それはまさに犬のリ
ードそのものだった。
リリがそのままバスタブに身を沈めると、それにママが続いた。湯は程よく冷
めており上気せる心配はない。
「月子様、お尻をこっちに向けて……。そうよ」
「うふふっ。このお薬、地味ですけどホントによく効きますの。一度効き始め
たら最後、どんなに我慢しても空っぽになるまで出し尽くすことになりますの
よ。さぁ、月子様がどれだけ我慢できるか楽しみですわぁ」
「お尻の穴も良く見えるし、これならこれから起こる一部始終を、全部見せて
もらえそうね」
「嫌っ、そんなっ、あぁなんか、なんか苦しくなってきたわ……」
「あらあら、そうなったらもう止まりませんわよ。そういうお薬ですから」
「どうするの、浣腸されたわけでもないのに……。出ちゃうって……」
「それって、自然排便ですわねぇ。常日頃してる排便を、今日はここからゆっ
くりと拝見させていただきますわ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土