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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

33
「嫌っ、嫌っ。やめて、お願いやめて」
しかし月子の懇願もむなしく、四本の筆は月子の痒みの源泉にそっと触れた。
「まずは剃り跡から。ほぉ~らっ、どう? むず痒いんじゃなくて?」
「あたしは左右の花びらの付け根よ。うふふっ」
「ひぃっ、ひぃぃ~、嫌ぁ~、痒い、やめてっ、やめてっ、あぁやめてぇ~」
「ほらっ、筆の穂先でそぉ~っと……、ほぉ~らっ、辛いでしょう~」
「ひぃぃ~、嫌ぁ~、やめてっリリさん。やめて、やめて、やめてぇ~」
「誰が止めるもんですか。ほらっ、ほらっ、ほらほらほらっ……」
「ひぃ~、ひぃぃ~、あぁだめっ、嫌っ、もう嫌ぁぁ~、掻いて掻いてぇ~」
「悶えて嫌がる女を責めるのって、ホント楽しいわぁ。あたしこういうの大好
きなの。だからいっぱい楽しませてね、月子様」

痒さに抗耐える月子の全身が朱に染まっている。しかしどれだけ耐えようとも
痒さは治ることはなく、むしろか強まっていくのだった。
「これだけ反応がいいと、拷問冥利に尽きますわぁ。さぁ月子様。そろそろ質
問にお答えになったら」
あまりの痒さに半ば忘れていた。そうだ、質問だ、それに答えれば……。
「一回。週一回です」
「週一回。聞いた? リリ。月子様は週1回オナニーをなさるそうよ」
「えぇ、聞きました」
「それでは質問その2。そのオナニーは風にしてますの?」
「えっ? どんな風に……って」
「オナニーのやり方ですわ?」
「指とか、何か道具を使うとか。正直に言わないと知らないわよ」
「そんなっ、それこそ恥ずかしくて……」
「いいのよ、それならそれで、ねぇ、ママ」
「エェ、全然構いませんわ。むしろその方が楽しめますもの。さぁ、リリ、今
度は花びらの内側を……。そこはかなり辛いはずでしょう」
「えぇ、それはもう。気が狂うほどに……」
「そうそう、月子様。この花びらの奥は、毛虫責めでじっくりと拷問させてい
ただきますわ」
「あの責めがどれだけ辛いか、月子様もぜひ味わってくださいな。あたしの時
は毛虫だけでしたけど、今日は毛虫と筆の同時進行。考えただけでも地獄ね」
「嫌っ、そんなの嫌ぁ」
「月子様ったら……。あれだけあたしを責めておいて、そんなこと言って」
「いいじゃないのリリ。今度はあなたの気の済むまでしてあげれば……」
「そうね、倍返し以上にやり返してあげるわ」
リリの目は加虐の喜びに燃えていた。自分のされた毛虫責め。それをそっくり
そのまま、いやママも加わりそれ以上にやり返せるのだ。
復讐という言い方をすれば違うかもしれない。むしろあの快感を月子にも味わ
って欲しいとさえ思う。
リリはあのチクチクとした毛の生えた指サックを中指につけ、そこに痒み薬を
ポタポタと垂らした。それら一連の行為をわざとらしく月子に見せつけた。
「ねぇ嫌っ。それはそれは本当に嫌なの。あたし、その、虫が……」
「あらっ、そうだったのぉ……。ですって……、ママ」
「まぁ、それじゃ予想以上に楽しめそうね。月子様、今からあなたのあそこ
に、毛虫が入っていきますのよぉ。痒くて堪らないあそこで毛虫が動くと、毛
がチクチクして痒みが何倍にもなりますのよ」
ママの言葉に合わせるように、リリが指サックの指で月子の花びらに触れた。
「ほぉ~らっ、これがその毛虫よぉ~」
「ひぃぃ~、嫌ぁぁ~、気持ち悪い、嫌っ、嫌っ、嫌ぁぁ~」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土