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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

17
月子は指先を立て、リリのスポットを一ミリ刻みに絞り込んでいった。
図らずも触ったリリのスポットだが、どうせならその場所を正確に知りたい。

「あぁぁ、だめっ、あぁぁ~、あっぁぁ~ソコ、ソコ、あぁソコだめぇ~」
「ここねぇ、ここがリリの弱いト・コ・ロ。そうよね? 正直におっしゃい」
「あぁ~、そ、そう、ソコ、ソコですぅ~。あぁ~ピッタリ当たってるぅ」
一ミリ奥でもない、手前でもない。まさに正確無比。月子の指先により、リリのスポットはその場所をあらわにしたのだ。
「本当は知られたくなかったでしょう?」
「……」
リリは無言で必死に、何度も頷いた。それは "正直に何でも言いますから、ど
うかソコだけは許してください" と言わんばかりの頷き方だった。
「そう、まぁいいわ。次はリリのもう一つの弱いトコロを観察するわよ」
そう言って月子は、リリの花芯に右手の指先を伸ばすと、左手で持った虫眼鏡
を覗き込んだ。
「あぁ、ハッキリ見えるわぁ、それにこんなに大きく」
レンズの向こうに拡大されたソレは、やや大きめの花芯だった。
「あなたの……、ちょっと大きいみたいねぇ」
「あぁ、やっぱり……」
「あらっ、やっぱりって、自覚があったのね。ほらっ、皮から少し頭が出てる
わ。濡れたピンクの頭が」
「あぁ、恥ずかしいぃ」
「どれどれ、虫眼鏡で見ながら皮を剥いてあげるわ。ほぉ~らっ」
月子の指先が敏感な花芯をそっと摘んだ。その周りの皮を下へめくっていく。
「あぁぁ~、いやぁぁ~」
「うふふっ、見えてきた見えてきた。プックリしてもう真っ赤になってるわ」
「あぁぁ~、そんなっ、もう、もう……、あぁ恥ずかしぃ~……」
「恥ずかしくて堪らないみたいね。そうよねぇ、恥ずかしいトコロを虫眼鏡で
こぉ~んなに大きく拡大されて。しかもじっくり覗き込まれて……。色や形、
大きさや匂いまで嗅がれて。恥ずかしくないわけないわよねぇ」
「は、はい……」
「そうそう、これはママから聞いたんだけどね、あなたのツルツルにしたココ
に、この薬を使ったら面白いんじゃないかって」
「えっ……?」
月子はバッグから出した、薄青い目薬のような容器をリリに見せた。
「……?? 目薬? みたいですけど」
「これはね、痒~くなる薬よ」
「痒くなる薬……?」
「これを肌につけると、すごぉ~く痒くなるんですって。それはもう痒くて痒
くて堪らないみたいよぉ」
月子は微笑みながら容器を傾けると、薬を垂らすマネをした。
「えっ? 痒くなるって。あたし、縛られてるから掻けません」
「あらっ、だからいいんじゃないのぉ~。」
「嫌っ、痒いなんて嫌っ。お願いです。お赦し下さい月子様」
「あらっ、だって折角ママが教えてくれたのにぃ。売ってるアダルトショップ
まで教えてもらって。だからぁ、使わないとぉ……、ママに悪いじゃない」
「そんな……」
「し・か・も。塗るだけじゃないわよ」
月子は熟女特有の妖艶な笑みで、狼狽えるリリを見下ろした。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土