2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

九尾の猫達

15
月子にテーブルに仰向けになるように言われ、リリは戸惑いながらもとりあえずテ
ーブルに座った。腰を下ろしたのは長方形の短辺の部分だ。
月子はそのまま彼女をテーブルに寝かせると、持ってきたバッグをテーブルの傍
に置き、中から縄を二束取り出した。
それはプレイ専用の赤い縄で、月子自身使い慣れているものだった。
「大人しくしてなさい、今から縛ってあげるから」
「はい……。どうぞ月子様のお好きになさってください」
「まずは脚からよ。膝をこの端っこに引っ掛けて……」

月子はリリの両足の膝を、テーブルの長辺に引っ掛けるようにした。テーブルは比
較的小ぶりな為、その短編の長さを跨ごうと思えば跨げる。すなわち今のリリは、
テーブルを跨いでから横になったと言ってもいい格好だ。
小ぶりと言ってもテーブルの幅いっぱいに開かれた股関節は、ほぼ水平になった。
そして束ねてあった縄を一束ほぐすと、リリの股間がテーブルの縁に来るよう合わ
せ、両足首をテーブルの脚に縛り付けた。
「さぁ、両腕も縛るわよぉ」
月子はもう一束の縄をほぐし、リリの両腕をそれぞれテーブルの脚に縛り付けた。
その格好は、テーブルをおんぶするように手を後ろに回している感じだ。

「これでいいわ、まるで解剖される前のカエルみたいね。うふふっ」
確かに、今のリリを上から見れば、両手は後ろに回すようにテーブルの脚に、両脚
は股関節から膝までがほぼ水平になってテーブルの長辺の縁に来ている。そして膝
から下は、その長辺の縁に引っ掛けてからテーブルの脚に縛り付けられている。
その様はまさに解剖台のカエル。まな板の上の鯉だった。

月子はテーブルの短辺、リリの股間の前に座った。
目の前にはリリの開かれた股間があり、しかもそれは一番作業しやすい位置に
あるのだ。
月子はバッグに手を伸ばすと、中からT字カミソリとシェービングクリームの
缶を取り出した。そしてクリームを目の前のリリの茂みに吹きかけた。
「はぁぁ~ん」
白い泡に黒い茂みが包まれると、右手で剃刀を持った。
「さぁ、それじゃ始めるわよ」
月子はリリの茂みの輪郭部分に刃を当て、ジョリジョリと小さな音を立てながら剃
り始めた。茂みの面積は目に見えて小さくなっていく。
「あぁっ、あぁぁ、恥ずかしいぃ……」
「うふふっ、どんどんツルツルになっていくわよぉ~、ほぉ~らっ……」
「あぁっ、どうしよう、なんかすごく恥かしぃですぅ」
「1本も残さないわよぉ。あなたにはこんな黒いもの……、似合わないわ」
ジョリジョリジョリジョリ。カミソリは剃り進んでいく。それはやがて敏感な肉芽
へと近づいた。
「あぁっ、あぁぁっ……」
「ほらっ、動くと危ないわよぉ~。ほらっ、ほらっ、ほらっ」
「あぁ、あぁ嫌っ、あぁ怖い。あぁ、あぁ……、あぁん」
「ほらっ、あとひと剃りで、お・わ・り、よ」
「えっ? 恥ずかしいぃ」
シェービングクリームをたっぷり掛けたせいか、リリの股間はまだ泡で見え隠
れしている状態だ。だから月子自身も、まだ自分の作品を見ていない。
「さぁ、終わった。残った泡を拭き取ったら……、赤ちゃんみたいなリリのココが
見れるわねぇ」
「あぁぁ、恥ずかしいぃ、ホントに恥ずかしいです」
「うふふっ、恥ずかしがり屋さんね。でも嬉しいんでしょう? 見て欲しいんでし
ょう? どんな形でどんな色か、パックリ開いて奥まで見てあげましょうねぇ」
月子はさっき風呂で使ったタオルを手に取ると、邪魔な白い泡を拭き取った。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土