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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

13
浴室に入った月子は温かなシャワーを出した。そしてリリの後ろに立ち、それ
を彼女の肩から掛けた。湯は白い湯気を上げ、陶器なような肌を滑り落ち、薄
緑色のタイルの上を流れ排水口へと消えていく。
湯船にはすでに湯が張ってある。
「一緒に入りましょう」
「はい……」
月子は自分のシャワーを浴びると、リリと一緒に湯船に浸かった。
湯船は二人で入るには少し狭い。二人はなんとなくシャワーを浴びた形で湯船
に入った。つまりリリは月子に背を向けている格好だ。だから月子の両手は自
然リリの前に伸び、そのその手でそっと彼女の胸を包み込んだ。
「まぁ、なんて柔らかいの……」
それはまさに柔らかな陶器だった。若い女にはない熟れた女の肉。だから月子
はもう一度握り込んだ。今度はもっと強く、指が食い込む鷲掴みだ。
「あぁぁ~ん……」
「気持ちいい?」
月子はそのまま二~三度揉みしだいた。
「えぇ……、あぁん」
「そう、おっぱい感じるのね。乳首は?」
親指と中指が乳首を挟んだ。
「あん……」
「うふふっ、やっぱりね……」
そして指で乳首を転がすように動かす。
「はい。あたし、敏感なんです。あぁん、あぁ~ん」
「んん~、どんどん硬くなってくるわぁ。ほらっ、もうこんなにコリコリよ」
「あぁぁ~ん、だってぇ、月子様が……」
月子は後ろから乳首を転がしながら、目の前の白い背中に頬ずりした。
「あぁ、本当に綺麗な肌。こんなにスベスベ……」
そして頬ずりから、キスを二~三回。
「あぁうぅ~ん、月子様ぁ」
「あらっ、背中も感じるのぉ?」
「はい、あたし、全身感じるんです」
「まぁ、羨ましいわぁ」
それを聞いた月子は、肩甲骨から首の後ろまで、背骨の上を舐め上げてみた。
するとリリは、胸を突き出すようにして仰け反った。
「ひぃぃ~、あぁ~ん」
「ホントに敏感ね。ほらっ、どんな感じぃ?」
舌を伸ばし、鎖骨の背中側、首筋、うなじから耳元、そして背骨の上を肩甲骨
まで舐め下ろす。
「あぁ~ん、あぁ~、あぁ~、だめっ、ゾクゾク、ゾクゾクしますぅ~」
「そぉ~、ゾクゾクするのぉ。これ位でそんなに感じて。これじゃアソコを触
られたら大変ねぇ」
「は、はい。考えただけで……」
月子の指が乳首にそっと触れた。するとリリの体が "ビクン" と震えた。
なんて敏感な身体。ガツガツ触って責めるより。ソフトタッチの方が感じるの
だ。触れるか触れないか、そんな触り方が弱いようだ。
月子は右手を下へと滑らせ、もうすぐ無くなるリリの茂みに触れた。
湯の中でゆらゆらを漂うにように揺れているそれは、意外に硬くしっかりとし
た触り心地だった。
「あぁん」
その声に、指先を茂みの中に入れ、その根元をサワサワとくすぐってみた。
「うふふっ、こんなことされたら堪らないわね」
「はっ、はい、反則です」
「あらっ、あたし、反則大好きなの……、うふふっ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土