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あなたの燃える手で

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九尾の猫達


月子は片手でミミの両手首握りその自由を奪うと、体全体を上にズラし自由な
片手でミミの頭を抱え込むようにした。
抱え込みながら自分の胸に頭を押し付けた。ミミの頭は月子の腕と胸で完全に
固定された形になった。

「もう逃げられないわよぉ」
しかしミミは何をされるか分からない。すると月子は、ミミの唇に自分の唇を
重ねた。
「んっ、んん~」
「ほらっ、口開けて……」
頭を固定され、もう首を振って逃げることはできない。しかし彼女はせめても
の抵抗なのか、口を固く閉じ決して開けようとはしなかった。
月子はそれでもお構いなく、固く結ばれた唇を舌でベロベロと舐めた。
「んんっ、んん~」
「うふふっ、しょうがないわねぇ」
月子は頭を押さえ込んでいる片手で、彼女の鼻を摘んだ。当然ミミは呼吸する
ために口を開ける。
「あらっ、簡単に口を開けたわねぇ……。それじゃ……」
月子は鼻を摘んだまま、呼吸のために開けているミミの口を唇で塞いだ。
「舌出して……。ミミちゃん」
「……」
「そう。それじゃあたしの方から入れてあげるわ」
月子はミミの唇に唇を密着させ、そのまま舌を差し込んでいった。そしてミミ
の舌を強引に舐める。
「うふふっ、嫌?」
顔じゅうに唾液を塗られたミミの顔。その泣きそうな顔が、月子にはたまらな
く可愛く見えるのだ。
「そうだ、このお口の中にも唾を入れてあげましょうねぇ」
「嫌っ、そんな、嫌ですぅ」
「うふふっ、待ってね、今唾を溜めるから……」
月子の口には、すぐにスプーン1杯ほどの唾液が溜まった。当然その間も摘ん
だ鼻は解放しない。
「さぁ、唾が溜まったわよ。このドロドロの唾を、ゼェ~んぶミミちゃんのお
口に入れてあげましょうねぇ」

月子はもう1度鼻をしっかり摘む。ミミが口を開けると、その口にまずは指を
2本入れ、その指を縦に重ねる。ミミの口は月子の指2本分開いていることに
なる。もちろんミミはその指を噛むことはしない。
月子の唇が尖る。するとその先端から、白く泡立った唾液が見えた。
月子はある程度離れたところから唾をたらそうとしている。そのためミミも唾
液が垂れるのが見えるのだ。
怯えたように引きつるミミの顔を楽しみながら、月子はわざと少しづつ唾液を
垂らしていった。
雫となった唾液は、1本の糸を引きながらトロトロとミミに口へ流れ込む。
月子が少しづつを垂らしているため、唾液の糸は切れることなくミミの口に注
がれ続くことになる。
これなら瞬間的に唾を吐きかけられた方が、まだマシかもしれない。
月子は溜まっていた唾を注ぎ込むと、改めて口の中の唾を集め、その唾を今度
は唇を密着させ、押し込むように流し込んだ。
「どう? 美味しい? あたしの唾。全部飲むのよ。そしたら犯してあげる」
「んん……」
「飲みなさい。ほらっ。飲まなきゃ。また唾を入れるわよ」
ミミは泣く泣く唾を飲み込んだ。すると月子は彼女をうつ伏せにした。それは
下半身がベッドから落ち、上半身がベッドの上という形になった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土