白い魔女
65
沙也加自身、屋上には久しぶりにきた。
普段見上げている建物や街を、俯瞰して見るのは新鮮なものがある。
沙也加が千鶴かは目を離している隙に、千鶴の姿が見えなくなった。
どうやら干してあるシーツに陰に入ったらしい。沙也加が追いつこうと足を
速めた時だった。
「きゃあぁ」
千鶴の悲鳴が聞こえた。急いでシーツの向こう側へ回り込む。
そこには斜めに倒れ込んだ千鶴の姿があった。幸い怪我らしい怪我はしてい
ないようだった。どうやら排水溝の溝に引っ掛かったらしい。
「大丈夫? 千鶴」
「うん。でもちょっとビックリした」
抱き起こそうと沙也加が両腕を千鶴の脇に差し入れた時、二人の視線が重な
った。永遠のような一瞬だった。沙也加は千鶴の唇に自分の唇を重ねていた。
千鶴も瞳を閉じそれを受け入れた。
甘く柔らかな舌が絡まり合った。千鶴の両手が沙也加の腰に巻き付けられ、
抱き起こそうと中腰の体勢だった沙也加はその場にしゃがみ込んだ。
沙也加も両腕をそのまま伸ばすように千鶴の背中に回し、彼女を抱きしめた。
「ごめん千鶴。あたし、あなたのこと……」
「いいよ。沙也加、あなたなら。あたしもう大丈夫だから」
そして二人はもう1度唇を重ねた。
揺れるシーツに挟まれた二人は誰からも見えない。
まるで神様の目隠しのように。
御堂はゆかりの形のいい胸を見つめた。そしてそこに口を寄せるとピンクの果
実を口に含んだ。
「あん。ああぁっ、あぁぁ~」
口を開け、舌を伸ばして敏感な果実を小刻みに掃くように舌の先で転がす。
みるみる硬くなってゆく果実を舌先に感じながら、御堂はゆかりの濡れた蜜
壺に右手を伸ばした。左手はもう一方の果実を摘み、クリクリと捻り回している。蜜壺に中指を入れそれに人差し指を添えた。そして薬指も添え、3本の指を蜜壺に沈めていった。
「ああっ、ううぅ~ん」
「4本入るかしら? ほらっ」
「ああぁん。うぅぅっ、あっ、ああっ、あぁん」
「4本入りそうよ。ゆかり」
「ああっ、そっそんなぁ。あっあっあうぅぅ~ん」
4本の指を沈めながら、御堂はゆかりの性感ポイントを的確にその指先に捉え
ようとしていた。
ゆかりの蜜壺は、自ら御堂に指を迎え入れるように拡がってゆく。
それに従い指がジリジリと蜜壺の奥へと侵攻し、そのポイントに到達した。
「ほらっ、ここでしょう? んん? ほぅ~らぁ」
ゆかりの腰が、分娩台の上で跳ね上がった。
沙也加自身、屋上には久しぶりにきた。
普段見上げている建物や街を、俯瞰して見るのは新鮮なものがある。
沙也加が千鶴かは目を離している隙に、千鶴の姿が見えなくなった。
どうやら干してあるシーツに陰に入ったらしい。沙也加が追いつこうと足を
速めた時だった。
「きゃあぁ」
千鶴の悲鳴が聞こえた。急いでシーツの向こう側へ回り込む。
そこには斜めに倒れ込んだ千鶴の姿があった。幸い怪我らしい怪我はしてい
ないようだった。どうやら排水溝の溝に引っ掛かったらしい。
「大丈夫? 千鶴」
「うん。でもちょっとビックリした」
抱き起こそうと沙也加が両腕を千鶴の脇に差し入れた時、二人の視線が重な
った。永遠のような一瞬だった。沙也加は千鶴の唇に自分の唇を重ねていた。
千鶴も瞳を閉じそれを受け入れた。
甘く柔らかな舌が絡まり合った。千鶴の両手が沙也加の腰に巻き付けられ、
抱き起こそうと中腰の体勢だった沙也加はその場にしゃがみ込んだ。
沙也加も両腕をそのまま伸ばすように千鶴の背中に回し、彼女を抱きしめた。
「ごめん千鶴。あたし、あなたのこと……」
「いいよ。沙也加、あなたなら。あたしもう大丈夫だから」
そして二人はもう1度唇を重ねた。
揺れるシーツに挟まれた二人は誰からも見えない。
まるで神様の目隠しのように。
御堂はゆかりの形のいい胸を見つめた。そしてそこに口を寄せるとピンクの果
実を口に含んだ。
「あん。ああぁっ、あぁぁ~」
口を開け、舌を伸ばして敏感な果実を小刻みに掃くように舌の先で転がす。
みるみる硬くなってゆく果実を舌先に感じながら、御堂はゆかりの濡れた蜜
壺に右手を伸ばした。左手はもう一方の果実を摘み、クリクリと捻り回している。蜜壺に中指を入れそれに人差し指を添えた。そして薬指も添え、3本の指を蜜壺に沈めていった。
「ああっ、ううぅ~ん」
「4本入るかしら? ほらっ」
「ああぁん。うぅぅっ、あっ、ああっ、あぁん」
「4本入りそうよ。ゆかり」
「ああっ、そっそんなぁ。あっあっあうぅぅ~ん」
4本の指を沈めながら、御堂はゆかりの性感ポイントを的確にその指先に捉え
ようとしていた。
ゆかりの蜜壺は、自ら御堂に指を迎え入れるように拡がってゆく。
それに従い指がジリジリと蜜壺の奥へと侵攻し、そのポイントに到達した。
「ほらっ、ここでしょう? んん? ほぅ~らぁ」
ゆかりの腰が、分娩台の上で跳ね上がった。