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あなたの燃える手で

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感悶寺 奥の院

十一
「さぁ濡菊、前をお向き……」
アナルに入っていた夢天の腕が抜かれると、四つん這いだった濡菊は、脱力し
たように仰向けになった。
その間に花壺は、箪笥から大振りな箱を取りだし、それを持って戻って来た。
夢天と花壺は、仰向けになった濡菊の両脚を膝から折りたたみ、その脚を大き
く拡げた。すると脚は綺麗なM字を形作り、濡菊の股間はあらためて丸見えに
なった。
「うふふっ、イイ格好ですねぇ。ほらっ、こうして」
二人は最初から示し合わせていたように、濡菊の腰を持ち上げマングリ返しに
した。すると夢天が濡菊の背中に膝立ちになって密着した。花壺は濡菊の顔を
跨ぎ、彼女を挟んで夢天と向かい合った。しかも片手には練り芋茎が入った桶
を持っている。
「それをこっちに」
「はい」
花壺は桶を夢天に渡すと、自由になった両手の指を二本ずつ、濡菊の薔薇の花
の中に入れた。そして左右の指を、花を千切らんばかりに割り開いた。すると
そこにポッカリと穴が空き、花は文字通りの肉壺に変わった。
「さぁ、練り芋茎をタップリお飲み……」
夢天は片手で練り芋茎を掬い取ると、目の前の肉壺にそれを注ぎ入れた。
夢天と花壺の手は、ゴム手袋をしているから安全だ。
練り芋茎は手から透明な糸を引き、壺の中へとトロリと流れ込んだ。
「ひぃぃ~、ひぃあぁぁ~……、む、夢天様ぁ~」
「ほらっ、もう一杯お飲み……」
夢天は同じ古都を繰り返し、二杯目の練り芋茎を流し込む。
「あぁぁ~、そ、そんなコトしたらっ……」
「そう、地獄の底まで落ちますよ」
花壺が指を抜くと、練り芋茎が中からネットリと溢れ出した。
既に痒みの頂点にあったと思われた濡菊の肉壺だが、なんと痒みは更に増して
いく。それは数千匹の蟻が歩き回っているような、おぞましい感覚でもある。
しかも蟻達は、皮膚の中までジワジワと入り込んでくるのだ。
「はぁぁ~、痒いっ、痒いぃぃ~、あぁぁ~もだめ堪えられません~」
「堪えられない? これがお前の望む姿でしょう? そうでしょう? 濡菊」
「は、はい、花壺様。これがあたしの、ひぃっ、ひぃぃ痒いぃぃ~」
「どうやら、痒みが極限に達したようですねぇ~。では、花壺……」
「はい……」
花壺は、さっき持って来た箱を引き寄せると蓋を開けた。そして中から双頭の
ディルドを取りだした。しかしそれは普通の物とは少し違い、片側だけ色や質
感が変わっている。
「ほらっ、見てご覧。こっち側だけ布を巻き付けてあるでしょう」
そのせいか、確かに片側は若干太く見える。
「この布は特殊繊維でねぇ、触ると凄~くチクチクしてるの。それはこの布の
表面に、硬くて短い毛がビッシリと生えているからよ」
「えっ……? ま、まさか……、それを?」
「そう、そのまさかよぉ~。これをお前の痒くて痒くて堪らないここに入れた
ら、どうなるかしらぁ~? 面白そうでしょう」
「既に極限に達した痒みが、もっと痒くなりますよ」
花壺はそのディルドの布側を練り芋茎の桶に入れると、それをタップリと塗り
つけた。
桶からディルドを持ち上げると、練り芋茎が糸を引いて滴り落ちる。これでデ
ィルドの半分を覆った特殊繊維に、練り芋茎が完全に染み込んだことになる。
「さぁ、入れてあげる。今よりもっと痒くなるといいわねぇ、濡菊ぅ」
「なるに決まっていますよ。火を噴くような痒みに襲われますよ。ふふふっ」

花壺は双頭ディルドを濡菊の股間に近づけた。するとその花びらに、特殊繊維
を巻いた先端が触れた。
「あっ、チクチクする、チクチクしますぅ」
「あらっ、もう? そう、そうなのぉ……」
花壺は、ニヤニヤと嗤いながらディルドを押し進めた。練り芋茎がローション
となり、ディルドはヌルヌルと中に滑り込んでいく。
その途端、既に痒みの襲われている粘膜を、特殊繊維の無数の毛がチクチクと
くまなく刺激した。当然痒みは瞬間的に、そして爆発的に増幅した。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土