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あなたの燃える手で

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MORNING LOVE

12
「ほらっ、こっちもこっちも、あぁー熱い熱い。ほぉ~らっ……」
降り積もる蝋涙が、熱を皮膚の中へ奥へと導いていく。それはどんどん温度を
上げ、あたしはあっという間に限界を向かえてしまう。
「ひぃぃ~、だめっ、もう我慢できない。もうだめっ、もうだめぇ~」
「あらあら、もう限界なのぉ? でも、ここからが楽しいのよねぇ」
「いやっ、お願いもうやめてっ。あぁだめっ、だめだめっ、もうだめぇ~」
「んん~、ほぉ~らやめないわよぉ~。まだまだ、ほらっ、ほらっ、ほらっ、ほらっ、ずぅ~っとこのまま垂らしてあげましょうねぇ~」
「いやぁぁ~、もう限界、ホントに限界なのぉ~。お願い赦してぇぇ~」
「うふふっ、いい悶えっぷりねえ、もっともっと悶えて。苦しんでのたうち回
って頂戴。あたしそういうの大好きなの」
「ホントに、ホントにもうやめてぇぇ~」
「まだよ、まだまだ。次は一番敏感なここよ。ここの皮を完全に剥き上げて、
タップリ垂らしてあげる。絶対今より熱いわよぉ」
「いやっ、そんな恐ろしいこと……。お願いやめてっ」
でも京香さんはニヤリと嗤うと、あたしの肉豆の皮をクルリと剥き上げてしま
った。そして紅い蝋燭を近づけると、そのまま動きが止まった。
「溶けた蝋が溜まっていくわぁ。いっぱい堪ったら、ギリギリまで近づけて垂
らしてあげましょうねぇ」
「いやっ、いやぁぁ~、お願いやめてぇ~」
「さぁ、そろそろいいかしらぁ。いくわよぉ~」
蝋燭があたしの肉豆にグッと近づくと、ゆっくりと傾いて行った。
「いやっ、いやっ、いやぁぁ~」
そして灼熱の蝋類が、傾きの限界を超えた。それはまさに紅いマグマがあたし
の肉豆に一気に降りそそいだ瞬間だった。
「ひぃぃぃ~、熱いっ、熱いっ、熱いぃぃ~」
「まだよぉ~、まだよぉ~、まだこのまま。ほぉ~らっ、ジックリと垂らして
げる。ほぉ~ら熱い。我慢の限界なんかあっという間に越えちゃうわねぇ~」
「ひぃ~、ひぃぃ~、だめぇ、もうだめっ、京香さん赦して、もう赦してぇ」
「だめよぉ、このまま垂らし続けて、真っ赤に腫れ上がったら、今度はバイブ
を突っ込んで犯してあげる」


気が付くとあたしはバイブを握り、いつしか自分の中へと入れていた。
太く長い本体から枝分かれた小枝が、肉豆をくすぐるように責め立てる。
あたしはバイブとクネリの調節を一番強くした。くぐもる音が甲高くなり、更
なる快感をあたしに与えると、あたしは一気に絶頂へと登り詰めていく。


「ひっ、ひぃぃ~、逝くぅ、逝くっ逝くっ、あぁぁ~逝っちゃうぅぅ~」
「あらあらっ、こんなことされて逝っちゃうのぉ? なんてイヤラシイの美久
の体は……。まさか蝋を垂らされながら逝っちゃうなんて」
「でも、あぁでもぉ~、あぁ逝くっ、逝くっ、ホントに逝っちゃうぅ~」
「逝きなさい、美久。見ててあげるから。あたしの目の前で逝きなさい。ほら
っ、蝋燭も逝くまで垂らし続けてあげるから。ほらっ、逝きなさい……」
「あぁぁ~、ホントに逝っちゃう、ホントに逝っちゃう、あぁぁ逝くぅぅ~」
「あぁー逝っちゃうわねぇ~。ほぉ~らっ逝けっ、逝け逝けっ、ほぉ~らっ」


あたしの腰がバイブを咥え込んだまま、ベッドの上で浮き上がった。
それは強い快感が治まるまで続き、やがて思い出したように元に戻った。
妄想は消えても、京香さんへの想いだけは色濃く残っていた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土