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あなたの燃える手で

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MORNING LOVE


「ホントにいいんですか? こんな時間から……」
あたしは開いたドアの間から彼女を見て言った。
「いいのよ、あたしが誘ってるんだから。遠慮しないでどうぞ……」
あたしは彼女の真意を測りかねたが、京香さんは玄関先での立ち話も何だと思
ったのか、取り敢えずあたしを室内へと招き入れた。

それから京香さんの夫に対するグチが始まった。それは浮気とか離婚とか、そ
ういった深刻なことではなく、日常生活における何でもない不満だった。
そしてそんな不満な1つが、この間も話に出た "夜がご無沙汰" だった。
「ウチなんかもう半年近くも無いのよ。ねぇ、どう思う?」
「ウチだって、似たようなものよ」
「ねぇ、こうなったら、あたし達で楽しまない?」
「えっ……? あたしたちって、あたしと京香さんってこと?」
「そうよ、それしかないじゃない」
「でもそれって……」
「あらっ、あたしじゃダメ?」
「って言うか、女同士って……、あたし経験ないから」
「だったら今経験したら。いいものよ、女同士も」
「そうなのぉ? ホントに?」
「そうよぉ、男なんかよりずっといいわ」
「京香さんはしたことあるんだ……。ってことよね」
「うん、まぁね」
「そうなんだ……」
「あたしね、始めて美久を見たときから、何て言うかこう……、グッとくるも
のがあったのよね」
「ホント?」
「ホントよぉ。それは今も変わらないわ。それに美久ってMでしょう」
「そ、それはぁ」
あたしはあまりにもズバリと言い当てられ、チョット困惑した。
「その目、性格。何から何までMなのよ、美久は……」
「どうして分かるの?」
「それはあたしがSだからよ」
「そうなの?」
「そうよ。ねぇ美久、あなたホントは虐めて貰いたいんじゃない?」
まただ、またズバリと言い当てられた。
「う、うん。確かにそういうところあるかも」
「でしょう? レイプ願望っていうか、自分の意に反して何かされちゃうみた
いな感じ、好きでしょう」
そうだ、確かにあたしにはレイプ願望がある。縛られ焦らされ、羞恥的な恰好
でアソコを見られたり……、そんな妄想を描くこともたびたびある。
「ねぇ、レイプごっこやってみない」
「えっ……?」
「だからぁ、ごっこよ、ごっこ。まさか本当に出来るわけないじゃない。だか
ら遊びでやるだけ。ねっ、いいでしょう、美久」
「う、うん。じゃ、チョットだけなら……」
「ホント? 嬉しい」
彼女の顔に満面の笑みが広がった。
「それじゃ服脱いで」
「えっ?」
「ホントのレイプじゃないっていっても、服着てるのってシチュエーション的
にどうかと思うのよねぇ~。だからほらっ、早くっ」
「う、うん……」
あたしは渋々シャツを脱ぎ始めた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土