リリスと黒猫ガーゴイル
26
「今日は金曜日だから、きっとお呼びが掛かるわよ、ガーゴイル」
リリスはベッドでダラリと寝ていた彼の横に座ると、その脇の下に両手を入れ
て持ちあげた。そして彼を真っ正面から見つめた。
「ねぇ、今夜は何だと思う? 久しぶりにお人形かしら。でもこの間のポチも
結構気に入ってるみたいだから、また犬かもね……」
すると百合香の部屋と繋がっているインターホンが鳴った。
「ほら来た……」
リリスは立ち上がると、ニコニコしながら壁のボタンを押した。
「はい、百合香様」
「リリス、お願い」
スピーカーから百合香の気だるそうな声が聞こえた。
「はい、分かりました。すぐ参りますわ」
ボタンを放すとリリスは、床にいる彼に向き直った。
「ほらねっ、ガーゴイル」
リリスは彼に向かってニッコリと微笑んだ。
「チョット行ってくるから、そこでイイ子にして待ってて……」
リリスは部屋を出るとき、彼へのいつものウインクを忘れなかった。
彼女が出て行くと、ガーゴイルは静かに金色の目を閉じた。
リリスは百合香の部屋の前に立つと、ドアを2度ノックした。
「どうぞ……」
「失礼します」
リリスはドアを開け中に入った。
広さは10畳の部屋は相変わらず片付いている。しかしいつもとチョット違う
のは、今夜の百合香はベッドに横たわっているコトだ。脇の下まで掛けられた
羽毛布団から、彼女がネグリジェであることが見て取れる。
「あっ、先生、今夜はチョット具合が……、診ていただけますか?」
「はい、いいですよぉ~」
なるほど、今夜は患者か……。
そう判ってリリスは心の奥でほくそ笑む。ならば自分は変態女医となって彼女
を治療するのみだ。
「それじゃチョット診てみましょうねぇ~」
「はい、お願いします」
リリスは羽毛布団を捲ると、彼女の上半身を起こしてネグリジェを脱がした。
するとまるで予定調和のように百合香は全裸になった。
「はい、口開けてぇ」
百合香が大きく口を開けると、ソコにリリスの人差し指が差し込まれた。
「グッ、グェッ……」
「あらあら、どうしましたぁ?」
「い、いえっ、何でも……」
「それじゃ、上を向いて舌を出して下さい」
口を開けて上を向いた百合香が、舌を精一杯伸ばした。
「はぁ~い、お薬ですよぉ」
リリスは唇を尖らせ、溜めた唾液を百合香の舌にトロリと垂らした。
「ゴックンして下さい」
百合香は無言でそれを飲み込んだ。その瞬間、彼女の喉がグリッと動いた。
「お腹具合はどうですかぁ?」
「いつもよりは張ってる感じが……」
「そうですか、それじゃ、お浣腸しましょうか」
リリスは壁の扉を滑らせ、ウォークインクローゼットに入った。そして右手に
浣腸器を持って現れた。
「今日は金曜日だから、きっとお呼びが掛かるわよ、ガーゴイル」
リリスはベッドでダラリと寝ていた彼の横に座ると、その脇の下に両手を入れ
て持ちあげた。そして彼を真っ正面から見つめた。
「ねぇ、今夜は何だと思う? 久しぶりにお人形かしら。でもこの間のポチも
結構気に入ってるみたいだから、また犬かもね……」
すると百合香の部屋と繋がっているインターホンが鳴った。
「ほら来た……」
リリスは立ち上がると、ニコニコしながら壁のボタンを押した。
「はい、百合香様」
「リリス、お願い」
スピーカーから百合香の気だるそうな声が聞こえた。
「はい、分かりました。すぐ参りますわ」
ボタンを放すとリリスは、床にいる彼に向き直った。
「ほらねっ、ガーゴイル」
リリスは彼に向かってニッコリと微笑んだ。
「チョット行ってくるから、そこでイイ子にして待ってて……」
リリスは部屋を出るとき、彼へのいつものウインクを忘れなかった。
彼女が出て行くと、ガーゴイルは静かに金色の目を閉じた。
リリスは百合香の部屋の前に立つと、ドアを2度ノックした。
「どうぞ……」
「失礼します」
リリスはドアを開け中に入った。
広さは10畳の部屋は相変わらず片付いている。しかしいつもとチョット違う
のは、今夜の百合香はベッドに横たわっているコトだ。脇の下まで掛けられた
羽毛布団から、彼女がネグリジェであることが見て取れる。
「あっ、先生、今夜はチョット具合が……、診ていただけますか?」
「はい、いいですよぉ~」
なるほど、今夜は患者か……。
そう判ってリリスは心の奥でほくそ笑む。ならば自分は変態女医となって彼女
を治療するのみだ。
「それじゃチョット診てみましょうねぇ~」
「はい、お願いします」
リリスは羽毛布団を捲ると、彼女の上半身を起こしてネグリジェを脱がした。
するとまるで予定調和のように百合香は全裸になった。
「はい、口開けてぇ」
百合香が大きく口を開けると、ソコにリリスの人差し指が差し込まれた。
「グッ、グェッ……」
「あらあら、どうしましたぁ?」
「い、いえっ、何でも……」
「それじゃ、上を向いて舌を出して下さい」
口を開けて上を向いた百合香が、舌を精一杯伸ばした。
「はぁ~い、お薬ですよぉ」
リリスは唇を尖らせ、溜めた唾液を百合香の舌にトロリと垂らした。
「ゴックンして下さい」
百合香は無言でそれを飲み込んだ。その瞬間、彼女の喉がグリッと動いた。
「お腹具合はどうですかぁ?」
「いつもよりは張ってる感じが……」
「そうですか、それじゃ、お浣腸しましょうか」
リリスは壁の扉を滑らせ、ウォークインクローゼットに入った。そして右手に
浣腸器を持って現れた。