2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

怪盗ムーンライト

16
七海は奈緒子の肉芽に糸を巻き終わると、両手を離した。
「ほらっ、手を離しても剥かれたまんま。これだけも感じちゃうでしょう」
糸の巻かれた肉芽は、それだけで腫れ物のように敏感になっている。
「はい、それだけでズキズキと疼いて……。もうこれ以上は……」
「あらっ、だめよぉ、疼くここをじっくりと筆責めにして楽しむんだからぁ」
「いやっ、それは、それだけは……」
「うふふっ、ジィ~ックリと虐めてあげましょうねぇ、奈緒子ぉ。逝かせない
わよ、あたしに気の済むまで。あなたはずぅ~っと生殺しのまま苦しむの」

そして七海に右手に持った習字の小筆が、剥かれた肉芽に近づいた。
それは筆の穂先だけ、いや毛先と言った方が正確か。触るか触らない程度の極
めてソフトな、まるで蟻が歩いているかのような接触だった。
しかしそれこそが敏感な奈緒子には堪らない。いっそ荒々しくしてくれた方が
どれだけ楽か。そのソフトなむず痒さが全て性感へと昇華していくのだ。
しかも責めている七海の熟女特有のネチッこさと、粘着質でSな性格も手伝っ
てか、その穂先の動きは精緻を極めた。

七海は左右の肘を奈緒子のM字になった尻に置き、安定させた上で、筆先に微
妙な動きを与えていた。
「穂先でそぉ~っと。ほぉ~らっ、こうされるのが堪らないだろう」
「ひぃぃ~、だめっ、だめっ、あぁぁやめてぇぇ~」
「まだまだ、ほぉ~らっ、ほぉ~らっジックリジックリ……、ほらほらっ」
快感は果てしなく絶頂へと向かうが、そのジワジワとした責めは、天国のドア
を開けるだけの力が無い。よって奈緒子はドアをノックし続けることになる。
「あぁぁ~、逝くぅ、逝くぅ、あぁ逝かせてっ、逝かせてくださいぃ」
「んん~逝きたいわねぇ。でももっと強くしないと、逝くに逝けない……」 
「あぁ~逝かせてっ、逝くぅ、逝くぅ、あぁ逝かせて、逝かせて逝かせてぇ」
奈緒子の全身に、逝く寸前の快感が無数の波のように打ち寄せる。
「逝くに逝けない体をジワジワと焦らされて……。あぁーもう、こっちまで感
じてくるわ。ほらっ、もっと苦しめ、もっともっと苦しむのよ奈緒子」
「あぁ~もうだめっ、もうだめっ、お願い逝かせてっ、逝かせてくださいぃ」
「んん~いいねぇ、もっとお願いしてごらん、逝かせてくださいって何度もお
願いするのよ。ほらっ、言ってごらん奈緒子、んん?」
「逝かせてください。お願いします。逝かせてください、逝かせてください」
「もっと、もっとだよ。ほらっ、言わないと逝かせてあげないよ」
「お願い逝かせて、あぁ逝くっ、逝く逝く逝くぅ、あぁ逝くっ、逝かせてぇ」
「そう、そんなに逝きたいの。どうしようかしら?」
「逝かせてっ、お願い、1度、1度でいいから逝かせてください」
その必死に懇願する奈緒子の顔を見て、七海は妖しく嗤った。
「うふふっ、だめっ、だぁ~めっ。ねぇ、このまま朝まで焦らしたらどうなる
かしら。面白いと思わない?」
七海はくすぐる筆を止めた。
「いやっ、いやっ、そんなのいやっ、気が狂っちゃうわ」
「そう、ホントに気が狂うかどうか、人体実験よ」
「そんな……」
「とにかく、逝くのは当分オアズケよ」
そしてまた、穂先でそっと肉芽をくすぐった。
僅かな間隔を置いたことで、それは新鮮な快感となって襲いかかった。
「ひぃっ、ひぃぃ~、だめっ、だめっ、また逝きそうぅ……」
「まぁ、敏感。スケベな体はもう逝きそうになるのねぇ」
「あぁぁ~だめっ逝くっ。逝っちゃうぅぅ~」
七海は奈緒子の寸前を見極めるように、慎重にそして丁寧に筆を使った。
「ほらっ、ほらっ、ほらほらほらっ、ほぉ~らっ、どうだ……」

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土