2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

ざくろ荘物語

25
それは長く甘い、2人だけの世界となった。
やがて唇は糸を引いて離れた。
「あたしでイイの? 桃子ちゃん」
問い掛けたその顔が、こくりと頷いた。
「でもすみれちゃんは……」
「すみれも」
「えっ?」
「3人で仲良くすればイイじゃいですか」
「3人で?」
「そうですよ。そう出来ればそれが1番イイと思います」
「でも、3人って……」
「どうして3人じゃイケナイんですか?」
「どうしってって……」

彼女の言う通り、イケナイ理由はない。確かにそれが出来れば1番イイのかも
知れない。
でもこの事実を知ったら、すみれちゃんが何と言うだろう。
すみれと桃子。2人はまだ付き合っているワケではないが、林檎が今している
コトは、すみれちゃんから桃子を寝取るような行為だ。
それにこの子、なかなかどうしてホントは結構クセモノかもしれない。
なんだかんだ言って、あたしとすみれちゃんの両方を手に入れようとしている
のかも。それならそれでイイ。自分だってこの子とイイ仲になれるのだ。

「でも先にあたし達がこんなコトになって……」
「大丈夫ですよ。あたしは平等に付き合いますから」
平等か、ナルホドね。林檎は "目から鱗" な気分だった。
「そ、そうね。あたしも平等に付き合うわ」
「そうですよ。嘘は禁止。みんなで仲良くしましょう」
「そうね、それが1番イイわね」
林檎は打算的なコトを考える自分がふとイヤになった。
もしさっきの言葉が桃子の本心なら、自分はなんて汚れているのだろう。

林檎はもう1度桃子にキスをすると、次に首筋にキスをした。そしてソコから
胸へと舌を這わせていく。
「あぁ~ん、林檎さぁん」
「もう、ホントに敏感なんだからぁ」
「だってぇ~」
林檎の中では、もうこの子がノンケかどうかなど、どうでも良くなっていた。
舌は乳房を上り、可愛い乳首を唇に吸い込んだ。
そして片手でもう片方の乳首を摘んで転がした。
「あぁっ、あぁ~、あぁ~ん」
桃子の反り返った背中が、ベッドから浮き上がった。
「うふふっ、乳首がもうこんにコリコリ」
「いやぁ~ん、あぁぁ、だめっ、あぁ感じるぅぅ~」
「それじゃこっちは、もっと感じちゃうわねぇ~」
林檎は体をズルズルと桃子の下半身へと移動した。そして両脚を拡げた桃子の
膝裏を持つと、そのまま上に持ち上げた。
「ほらっ、もう完全に丸見えね……」
林檎はそのまま顔を桃子の蜜壺へと近づけた。
「はぁぁ~、だ、だめっ。そんなに見ないで……」
「凄い濡れ方よ、桃子ちゃん。もうヌルヌル」
林檎は嗤った口から舌を伸ばすと、そのまま目の前の肉壺に密着した。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土