3あたしは柚香と化した右手の指で、クリちゃんをくじり続ける。そして彼女とキスをしたまま、その指を加速させていった。「逝っちゃうっ、逝っちゃうよぉ。柚香ぁ~」あたしの全身が、ベッドの上で反り返っていく。そんなあたしを柚香は真上から,それもあたしから数センチの上から見ている。その目は瞬きを忘れたように見開かれ、 "ジッ" とあたしの顔を見つめ続けているのだ。「逝きそうな明日香、可愛いね」「えぇ? あぁぁ、...