13その日店を閉めると、3人はママのマンションへと向かった。マリアが助手席に、響子が後部座席に乗ると、ママは静かにアクセルを踏み込んだ。「マリア。ホントに今夜はママの奴隷だよ」後ろから響子が茶化すように言った。「もう、チョットやめてよ響子ぉ。そんなコト無いですよね。ママさん」マリアは真横からママの顔を見る。するとママは、前を向いたままニヤリと嗤った。「残念ながら響子ちゃんの言うの通りよ。今夜マリアち...