13校長室の隣の部屋で、生徒会長の『白鳥くるみ』はベッドに押し倒され、校長の『野々村志摩』にのし掛かられていた。校長はくるみに体重を預けるように上になり、その動きを封じていた。くるみは唯一自由になる、スラリとした長い脚をバタつかせる。そんなくるみに、六十を超えた校長の醜悪な顔が迫る。くるみはCMで見たような顔を素早く横に向けた。その勢いで黒髪がその顔の半分近くを覆った。「いやっ、やめてっ、やめてくださ...