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あなたの燃える手で

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白い魔女 4

20
あぁ、どうしよう。あたし今朝はトイレに行っていない。
別に便秘ではないけど、今日はこの診察のことで頭がいっぱいで、どこか緊張
していたのかも……。
でもそんなコト言っても、もう後の祭り。
あぁ、院長先生の指が、あたしのお尻に突き刺すように触れている。
コレで力を入れられたら、指がお尻に入っちゃうかもしれない。


「指を入れますよぉ、秋恵さん」
「えっ、あっ、待って、ちょっ……」
でも指は無情にも、あたしのお尻の中にズブズブと入ってきた。
「指が入っていくのが、よく見えますよ」
今のは院長先生の隣にいる御堂さんの声だ。
そうだ、あたしのお尻は今丸見え。そんなコト、当たり前なのに……。改めて
そののコトに気付かされた。
入ってきたと言うよりは、メリ込んできた指。でも、でもなんか気持ちイイ。
その瞬間、息が詰まるような、とにかく初めての挿入はもの凄い異物感だ。
それはまるで胸の中まで届いているような感じがする。
でも、トイレに行っていないから、もしも、もしもアレが見つかったら……。
今あたしは、それがとてつもなく怖く、そして恥ずかしい。
「まだ半分ですよぉ、秋恵さん。根本まで入れますからねぇ」
「えっ……、まだ……?」
「そうよ。奥まで入れて、中をグルグルと探られるの。コレも検査ですよ。わ
かってますよねぇ」
「は、はい」
妄想を実現する……、してくれる。そう言って始まったこの診察。今となって
はもう、2人の思うまま。あたしはされるがままだ。
あぁ、お尻の中で指が動き始めた。
な、何なのこの感覚。なんて甘美な、えも言われぬ気持ちよさ。
お尻の穴がこんなに気持ち良かったなんて、今度家で1人で……。だめだめ、
それを治すための治療なんだから。
「どうですか? 秋恵さん。痛くないですかぁ?」
「は、はい、大丈夫です……」
痛いどころか、もっと触って欲しいくらい。
「あらあら、本当は感じてるんじゃないのかしら? 秋恵はコッチも性感があ
るみたいだから。」
その時だった。院長先生が言ったのだ。
「あらっ? 何コレ。何かあるわ」
あたしは血の気が引く、いや、逆に真っ赤になっていたかも知れない。
だって、お尻の中にあるアレが、ついに見つかってしまったのだから。
「どうやら、今日はお通じがまだなようですねぇ、秋恵さん」
「院長、あたしも触診してみていいですか?」
「いいわよ」
えっ、御堂さんにも……。
あたしの後ろで、2人が笑顔で会話しているのが目に浮かぶようだ。
「指を抜きますよぉ~」
そして指が引き抜かれていく時、あたしのお尻の穴に新たな快感が……。
それは入れるときより気持ちイイ、まるで排泄に繋がる快感だった。
「あぁ、あぁん、んっ、んん~」
院長先生がそうしているのか、それは長い時間を掛けて引き抜かれた。
嵐が過ぎ去ったような安堵感。あたしはホッと溜息をついた。
しかしその安らぎは一瞬のコトだった。
「さぁ、次はあたしよ。ほぉ~らっ、こうやって奥まで入れて……」
「えっ、あぁ、あぁぁ~ん」
溜息をついた途端、今度は御堂さんの指がズブズブとメリ込んできたのだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土