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あなたの燃える手で

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白い魔女 4

15
院長先生と御堂さんがソファから立ち上がった。あたしも少し遅れて立ち上が
り、2人に対面した。
「それでは今から、治療の方を始めますね」
「は、はい……。よろしくお願いします」
それが幕の上がった瞬間だった。
ついにあたしの妄想が、現実となる時がきたのだ。


秋恵はペコリと頭を下げた。
「さぁ、秋恵さん。あなたは今から文字通りの患者よ。患者にとって医者の言
うことは絶対です。いいわね」
「はい、婦長さん」
「あなたは治療に来たハズの病院で、色々なコトをされるの。それはとても恥
ずかしかったり、時にオモチャにされたり、屈辱的な行為だったりもする。で
もあなたにはそれに抗う総べないのよ。どんなコトをされても秋恵さん、あな
たは耐えるしかないの。それから今からあなたのコトは、秋恵って呼び捨てに
するわよ、いいわね」
「はい、判りました」
「それに今言ったコトは、この契約書にも書かれていますからね……」
「えっ? さっきの契約書に……?」
御堂はそう言って契約書をヒラリと持った。
「ほらっ、ココに」
御堂はその一文の書かれた場所を指差した。
そこには、 ”いかなる診察治療も受けるコトを約束します” と確かに書かれて
いる。そのつもりで、そう望んでココへ来たとは言え、改めてこういう形にさ
れると、より拘束力が強まったような気がする。

「それじゃあなたの妄想通り、縛ってあげるわ秋恵。後ろを向いて」
「はい……」
秋恵は2人の前でクルリと背を向けた。
「ねぇ、コレ使う? 婦長」
真弓がいつの間にか手にしていた2つのモノを御堂に見せた。
それは2つとも黒い革製で、1つは首輪。もう1つは手錠だった。
首輪には、5センチ程の銀色に光る鉄のリングが1つ付いている。

「あら、イイですね院長。きっと彼女にお似合いですよ」
「そうでしょう……。白い肌にこの黒がよく映えると思うの」
御堂は首輪のリングが背中側に来るようにすると、革のベルトを締めた。そし
て両手首を革手錠に繋いだ。
「そしてこの両手を、この後ろのリングに……」

御堂は手錠で一つになった秋恵の手首を持ち上げた。手首は顔の前を通り、グ
ルリと頭を後ろに回り込むと、首の後ろに位置する首輪のリングのトコロで止
まった。開閉式になっているリングを開けると、ソコに手錠の短い鎖を入れ再
び輪を閉じた。
コレで秋恵の両腕は首の後ろ、後頭部で一つになったまま固定された。
「コッチ向いてごらんなさい」
御堂が秋恵に正面を向かせた。
それはブラとショーツだけで、左右の脇を大きく開けた秋恵の姿だった。
両腕を上げているせいか腰がくびれが強調され、スラリとした真っ直ぐな両脚
は、均等な隙間を足首まで保っている。
「あぁ、は、恥ずかしいぃ……」
「うふふっ、さぁ、この白いブラを……、外そうかしらぁ?」
後ろに回り込んだ御堂が、秋恵のブラのホックに指を掛けた。
「あぁ、いやっ。待って……、待って……。あぁ、いやっ、恥ずかしぃ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土