2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

眠れない羊たち

第25話:儀式 3
真紀の全身に、天蜂尼と百合子の指が這い回った。
優しくフワリと触るその感覚は、あっという間に真紀の性感を覚醒させた。
「はぁぁ~、いやぁ、やめてっ、やめてっ……」
「真紀ちゃんは敏感だから……」
「こんな状況でも感じずにはいられないなんて、本当に淫らな体ねぇ」
その時、奥の院のドアが開き、庄屋の時江が入ってきた。
「まぁ、もう始まっていたのね」
「あらっ、時江。今始まったばかりよ。早くいらっしゃい」
「あなたも好きですからねぇ、こうやって虐めるのが」
「はい、勿論……」
時江はニヤリと嗤いながら、真紀を上から見下ろした。
「あなたが真紀ちゃんね。思っていたよりも可愛いわよ」
「いやっ、そんな3人でなんて……」
「あらっ、いいものよ。複数に責められるっていうのも」
「この子の感じるトコロ、弱いトコロは全部あたしが知ってるわ」
「まぁ、百合子。手回しがいいのね」

百合子はそれを天蜂尼と時江に教えた。そして天蜂尼は蜜壺の奥の快感スポッ
トを、時江と百合子は左右の乳首を責めるコトになった。
30本の指先がサワサワと体中を這い回り、3枚の温かな舌がネットリとそれ
ぞれの部分を舐め回す。
「あぁっ、いやぁぁ~、やめてっ、やめて下さいっ」
「でも体は嫌がってない見たいよ、真紀ちゃん」
「ホントに若い体はいいわねぇ。羨ましいわぁ」
「さぁ、もっと感じて美味しい蜜をタップリとお出し。お前の蜜は全てめかく
し様のモノとなるのですから……」
「いやっ、そんなの嫌よぉ」
「そうは言っても、ほらっ、もうこんなに濡れてきてますよ」
蜂天尼は真紀の淫花に付いた蜜を指先に付け、その濡れた指を彼女の見せた。
「い、いやっ……」

思わず顔を背けた真紀だったが、正直感じている自分をハッキリと自覚しても
いた。しかし自分の意思の効かない体の反応をどうしろと言うのか。
しかも3人の責めは徐々にスカレートしていき、確実に真紀を絶頂の淵へと追
い詰めていく。

「あぁぁ、いやっ、いっ、逝きそうぅ」
「おーおー、こんなに蜜が……、ふふふっ」
天蜂尼はそう言って嗤うと、指先で真紀の蜜を掬い取るようにし、それをめか
くし様の顔に擦りつけた。するとその濡れた部分だけが色が変わる。
「ふふふっ、こうして顔が全部濡れるまで、逝かせはしないからね」
「いやっ、やめてっ、あぁ逝くっ、逝くぅぅ~、いやぁ、だめぇ~」
「まだまだ、めかくし様の顔を全部濡らすには何時間もかかるわよ」
「こんなに感じてるのに逝けないなんて。可哀想ねぇ真紀ちゃん。でもね、こ
れが「贄」の努めなのよ」
まるで諭すような顔で時江が真紀の顔を覗き込む。

「そう、あなたはめかくし様に美味しい蜜を提供する花。そして私たちはその
蜜を運ぶ働き蜂。勿論めかくし様が女王蜂ですが……」
「さぁ、しっかりと働かせて貰いますよ。それが働き蜂の努めですからねぇ」
そしてまた天蜂尼は真紀の蜜を掬い取り、めかくし様の顔に塗りつけた。


沙織は赤いライトの点滅を確認するとそれをポケットに入れ、奥の院の入口に
立った。そしてそっと中の様子を伺った。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土