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あなたの燃える手で

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眠れない羊たち

第21話:浴室 5
「はぁぁっ、なんか、なんかあたし……、逝きそうぅ、あぁ逝きたいぃ」
「うふふっ、そうねぇ、逝きたいわねぇ。でもまだまだ、こんなもんじゃない
わよ。本当に逝きたいっていうのはね」

海百合荘の浴室で、百合子は真紀にのし掛かっていた。
自らの脚の間に真紀の片足を挟み、グイッっと拡げまま押さえ込んでいる。
そして右手を彼女の股間に伸ばし、蜜壺に入れた指で快感スポットをコリコリ
と弄んでいた。

「ほらっ、ココをこうされると……、ほぉ~ら」
「あぁっ、だめっ、だめだめっ、逝っちゃうぅ~」
「そうよ、ほらっ、どんどん逝きたくなるでしょう……」
「あぁっ、いやっ、ホントに、ホントに逝く、あぁ逝くぅぅ~」
「まだまだ、もっとギリギリまで。ほらっ、ほぉ~ら。もう我慢できない」
「ひぃぃ~逝くっ、逝くぅぅ~」
「もうチョットこうすると」
微妙に指がソコをコリコリと擦る。しかしその効果は絶大だった。
「逝くぅ、逝く逝く逝っちゃうぅぅ~」
「んん~だめだめっ、まだよぉ。ここからが愉しいんだから……」
「でも、でも逝っちゃうぅ。あぁ逝くっ、逝くぅぅ~」
「逝かせないわよぉ。言ったでしょう。真紀の体はあたしの思うままだって」
「でも、でも逝っちゃう。あぁぁ~逝くぅ、逝くぅ、逝く逝くぅぅ~」
「ほぉ~らっ、逝けない。こんなに逝きたいのに。ふふふっ、辛いでしょう」
「あぁぁ、いやっ。逝きたい、逝きたい、あぁ逝かせてっ、逝かせて下さい」
「だからだめって言ってるでしょう。このままジックリと弄ぶの。逝きたくて
逝きたくて堪らない体をね」
百合子は妖艶な微笑みを真紀に見せた。


蜂天寺にある天蜂尼の自室。
自らを責めながら責められる。そんな一人二役の妄想は続いていた。
布団の上で彼女は、巨大な肉芽を擦り上げ、蜜壺に入れた指を捏ねくっては出
し入れしていた。
「はぁぁ、はぁぁ~イイッ、あぁぁ~逝くっ、逝くぅぅ~」
「ひひひっ、ここで焦らしてやろうねぇ」
「あぁ、そんなっ、ひと思いにトドメを刺して……」
「そうはいかないよ。ジワジワといたぶるのが、あたしは大好きなんだから」
「あぁ、そんな……」
「ほぉ~らっ、お前のココであたしのコレを擦って、あぁ気持ちイイねぇ。こ
のヌルヌルが堪らないよ」
「いやっ、いやぁぁ~、もう赦して、赦してください」
「あたしのコレは、男のように出したら終わりというのとはワケが違うから
ねぇ。いつまでもお前を嬲ることが出来るんだよ」
「ひぃぃ~もう、もうだめっ、逝かせてっ、逝かせてぇぇ~」
「ひひひっ、逝きたいだろう。お前が辛くなればなる程、あたしは気持ちいい
んだから……。ほらっ、ほぉ~らっ、あぁぁー気持ちいいねぇ」

擦り上げる肉芽の手に強弱を付け、自らの絶頂をコントロールしながら、天蜂
尼は快感を貪っていた。
唯一、この時間だけが彼女を不安から解放する。
あの崖から飛び降りれば命は無いものの、やはり不安は尽きない。
こうしてクタクタになるまで自分を責め、弄び、そしてようやく浅い眠りの淵
に辿り着くことが出来るのだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土