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あなたの燃える手で

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眠れない羊たち

第15話:蜂天寺奥の院 5
天蜂尼の筆使い、それは精妙とも言えた。
その力加減や動かし方は、敏感な百合子の体にベストマッチしている。
それはつまり、筆責めに弱い百合子にとって、天蜂尼は最高の拷問マシンとも
いえた。
「ほらっ、こうして上下に、付け根の回りをクルクルと、そして穂先でチクチ
クすると」
「ひぃいい~、だめっ、逝くっ、逝くっ、あぁ逝くぅぅ~、ひぃいいぃぃ~」
百合子が断末魔のような声と力で抵抗を試みた。
「ふふふっ、限界を超えた断末魔ですか」
「そんな声出しても、誰にも聞こえないわよ」
「そんな声を聞くともっと虐めたくなりますねぇ。ほらっ、もっともっとうん
と啼かしてあげすよ、ほらっ、ほぉ~らっどうです? ほらっ、ほらっ」

筆が優しくくすぐる。仰け反ろうとする腰を時江が押し潰す。動かないソコを
天蜂尼がまた責める。まさに淫靡の循環がそこに出来上がっていた。
そしてまた、天蜂尼が穂先で刺すようにチクチクと肉芽を刺激した。

「ひぃいい~、だめっ、だめだめだめぇぇぇ~、逝くぅぅぅ~いやぁぁぁ~」
「ふふふっ、逝きたいですねぇ、ほらっ、ほぉ~らっ逝きたい」
チクチクからサワサワと、今度は筆は穂先で肉芽をくすぐりだした。
「いやぁぁ~、それっ、それはいやぁぁ~。あぁ逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ」
「おーおー、そんなにこれが堪らないか、ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ、まだ
まだ、もっとギリギリの逝く寸前まで……、あー逝きそうですねぇ~」
絶頂寸前の百合子の体が、ピンと張りつめ始めた。
「んん~、逝く寸前の快感で、体が硬直してますよ」
「あぁっ逝くっ、逝く逝くっ。逝く逝く逝くっ、逝くぅぅ~、逝くぅぅぅ~」
「ほぉ~らっ、この快感が堪らない。ほらっ、ほぉ~らっどうだ。ここで逝け
ないままジックリと……。ほぉ~らっ、もう1度……」
「あぁ逝くっ、逝くっ、逝く逝くっ。だめっ、逝く逝く逝っちゃうぅぅぅ~」
「ふふふっ。ほらっ、また逝けない。ここで焦らされるのは辛いですねぇ。で
もこうすると何度でも逝きそうになって……。ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ」

逝けそうで逝けず、それでいて絶頂寸前の快感が続く。そんな責めに百合子は
全てを晒け出して悶え、動物のように啼き、恥じらいもなくその時を欲した。
まさに今の百合子は天国の1歩手前。絶頂の1秒前で、何度も何度も足踏みを
している状態だった。

「どう? 百合子。一番弱いトコロを、2人掛かりで責められるのは……」
「徹底的責めて、声が枯れるまで啼かせてあげますよ」
「そんな、いやっ、あぁ、いやぁぁ、逝くぅ、逝く逝く逝っちゃうぅぅ~」
百合子腰が、時江の力を上回って持ち上がった。しかしそれも束の間、腰は元
の場所に戻り、また押さえつけられた。
「あらあら、凄い力ねぇ百合子。でも何の抵抗にもならないわ」
時江は百合子の腰を押さえ込み、その指先で肉芽の皮を改めてと剥き直した。
それはさっきよりも赤く、腫れ上がったようにプックリと膨らんでいる。
「あらっ、もう真っ赤じゃない百合子……。これは虐め甲斐があるわねぇ」

まさに過敏な腫れ物と化した肉芽を、ピンポイントに筆がくすぐっていく。
逝くには僅かに弱く、しかし十分すぎる快感が百合子を襲う。
そしていよいよ、百合子に赦しの時がきた。
「逝くときの顔、見せて貰うわよ百合子。これだけ焦らされて逝くんだから、
きっと凄くイヤラシイ顔で逝くんでしょう」
2人はいよいよトドメとばかりに、百合子を責め立てていった。」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土