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あなたの燃える手で

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保健室にいらっしゃい


濡れた粘膜は体の芯を熱く燃やし、淫らな血液を全身へと送り込んでくる。
「いいのよ。2人だけの秘密にしてあげる。だから放課後……」



保健室にいらっしゃい



プロローグ
「夢の森駅」の改札から、西口に出るとバスターミナルがある。
『栗山桃華』はいくつかバス停を通り過ぎると、「夢の森女子学園大学」(通
称:夢女)行きのバス停の前で立ち止まった。
時刻表に目をやり、右腕の時計を見る。
「やっぱりチョット早かったかしら?」
肩で内巻きになった黒髪を、冬のような冷たい秋風がフワリと持ち上げる。
時計から目を上げると、ターミナルから続く幹線道路の向こうに、「カフェ・
アマデウス」と書かれた看板が見えた。
「夢の森商店街」の入口にあるその店の灯りも、さすがに今は消えている。
「そうよねっ、まだ7時前だもんね。しょうがない、15分位待ちますか」
桃華は諦めてバスを待つコトにした。

駅前から「夢女前」まではバスで20分ほどだ。
そしてその女子大のスグ横に、併設されている女子校がある。
それが「夢の森女子学園大学附属高校」(通称:夢高)だ。
バスを降りて正門に立つと、前には見慣れた校庭が広がっている。
グレーのチェック柄のブレザーを着た生徒達は、毎朝その校庭の右端にある
歩道を歩き、正面に見える3階建ての白い校舎へと向かう。
校舎の左には体育館があり、この体育館と校舎は10mほどの渡り廊下で繋
がっていた。
ちなみに、右の少し離れたトコロには、隣の夢女の校舎が見える。

栗山桃華はこの夢校の、俗に言う "保健室の先生" だった。
桃華は靴を履き替えると、校舎の1階左端にある保健室のドアに手を掛けた。


第1話:新体操部『小林麻理』
【1-1】
桃華が保健室のドアを開けようとしたとき、体育館の扉が少し開いているのに
気が付いた。
保健室のスグ左に見える体育館。今は試験間近で運動部も活動していない。
よってこの時間の朝練もない。
「おかしいわねぇ……?」
鍵を持ったまま、扉の隙間から誰もいないハズの体育館を恐る恐る覗いた。
するとソコには、ジャージを着た生徒が1人、床に座ってストレッチをしてい
る姿があった。
壁際には、赤いスポーツバッグが無造作置いてある。
桃華は両脚を広げた彼女を、ちょうど右斜め後ろから見ているコトになる。

「あらっ? あれは……、確か新体操部の……」
彼女の名前を思い出そうとしたとき、どうも様子がおかしいコトに桃華は気づ
いた。ストレッチにしては妙に呼吸が荒い。
桃華は彼女の邪魔をしないように、そっと後ろから近づくようにした。
近づくにつれ、彼女の右手が股間に伸びているのがわかった。
更に近づくと、右手がジャージの中に完全に潜り込み、なにやら一定の動きを
繰り返しているのがわかる。
えっ……? もしかして……?
一方彼女は、桃華との距離が2メートルに縮まっても全く気づかない。
もう桃華の耳には、その荒い息づかいも届いているというのに。
あぁ、やっぱり……。
それは想像通り、もはや疑いようがない事実となった。
彼女は今、オナニーの真っ最中なのだ。
そしてその生徒の名前も、桃華は思い出した。
「あらっ、小林さん。何をしているのかしらぁ……?」
ブルッと体を震わせて、始めてその存在に気が付いた彼女が振り向いた。
「あっ……。あのっ、あたしっ、その……」
ポカンと開いた口はそのままに、彼女は桃華を下から見上げた。

彼女の名前は小林麻理。
中学の時に新体操で全国大会への出場経験があり、高校でも今年インターハイ
出場を決めている。夢高新体操部期待のエースだ。
床で開脚している長くしなやかな脚が、いかにも新体操部らしい。
ジャージの上からでも判る胸の膨らみは、競技の邪魔になるのではないかと思
われるほど大きく、ポニーテールに結ばれた髪は、まだあどけなさの残る彼女
の顔を、キリッと引き締めるのに一役買っていた。
よほど代謝がいいのか、そのゆで卵のようなツルリとした肌には、既にうっす
らと汗が光っている。

「新体操部の小林さん、……ね?」
「は、はい。あのう、あたしのコト……」
半ば怯えるように麻理は返事をした。こんなトコロを見られたのだから、それ
もしかたないかもしれない。
「もちろん知ってるわよ。全国大会に出場した人なんて滅多にいないもの、そ
れはそうと小林さん。あなた今、もしかして……。してた?」
「えっ。すっ、すいません。そんなつもりじゃ……」
さすがに真っ最中の現行犯では、彼女もトボけようがない。その目は潤み、す
がるように桃華を見つめている。それが桃華の体温を妖しく上げていく。
「どうしたの、それも体育館なんかで。まさかいつもしてるの?」
「そんなっ、いつもなんて……」
「じゃ、どうして?」
「あのっ、あたし、今年の全国大会の成績がイマイチで……、膝も痛し……、
夢高のエースなんて期待されたり、それで来年大丈夫かなって、あっ、なんか
すみません。何言ってるのか、自分でもわかんなくなちゃった……」
桃華は麻理の真後ろにしゃがむと、励ますように両肩に手を置いた。
「大丈夫よ、小林さんなら」
そして後ろから、彼女の頬と自分の頬をくっつけた。柔らかな人肌を感じる。
その瞬間、桃華の赤い粘膜がジュンと濡れた。桃華は両手で麻理の胸の膨らみ
を包み込みこむと、それを優しく揉んだ。
「あっ、栗山先生……」
彼女は桃華の手の上から自分の手を重ねた。
「もうすっかり大きいのね……」
「先、生……?」
「あなたはストレスが溜まってるのよ、だからこんなコト、そうでしょう」
桃華の手は、麻理の手の下で胸を包んだままユルユルと動き続けている。
「……あのう、あたし」
桃華は片手を麻理の太腿に置き、撫で回しながら内緒話のように囁いた。
「いいのよ。これは2人だけの秘密。だから放課後、保健室にいらっしゃい」
彼女は少し戸惑いを見せたが、最終的には黙って頷いた。
「いいのよ、心配しないで……。あたしがストレスを解消してあげる。わかる
でしょう? この意味」
手が太腿の付け根にグッと近づいた。
「うん。でも本当に? 本当に先生?」
「本当よ。大丈夫、保健室は鍵も掛かるから。それにカーテンを引けば外から
中は見えないわ」
「うん。あたし……、いきます。放課後」
「誰にも内緒よ。さぁ、授業が始まるわ。もう行きなさい」
「はい……。それじゃ、放課後」
彼女はパッと笑顔になると、赤いスポーツバッグを持って慌ただしく体育館を
駆け出していった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土