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あなたの燃える手で

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Summer Ecstasy


ー 2011 夏休みスペシャル ー



Summer Ecstasy


PROLOGUE
熱帯夜の明けた朝。
時計の針は、午前6時を回ろうとしている。
マリアは薄日に光るカーテンを左右に押しやると、部屋の窓を開けた。
この街の上には、もう快晴の空が広がっている。
少しは朝の涼しさに期待したマリアだが、残念ながら外も熱さは同じだった。
「ふぁぁ~、今日も暑いなぁ~。今からこの熱さじゃ、今日も真夏日だなぁ」
窓から見下ろす庭には、昨夜の名残がそのまま残っていた。

実は昨日、庭で簡単なバーベキューをやったのだ。メンバーは麗子とマリアと
響子。それに『カフェ・アマデウス』のママこと良子の4人だ。
バーベキューセットを囲む4つの椅子。その真ん中には消えた炭と黒く汚れ
た網。昨夜の宴の跡がそのまんまソコにある。
ママは都合で帰ったが、響子はその場の流れで泊まっていった。響子のいる部
屋は、この部屋の隣の来客用の部屋だ。

「響子、起きてるかなぁ……?」
何気に隣の様子をうかがうが、やはり起きている様子はない。
さすがにこの時間、起きているのはマリアだけのようだった。
「ふぅぅ~、シャワーでも浴びますか……」
マリアは1階に降りると、桃色のタオルを持ってバスルームに入った。
コックを捻ると熱いシャワーが飛び出し、白い湯気が入道雲のように膨らんで
いった。

【1】
マリアはお湯を止めるとボディソープを手に取った。
白いドロリとした液体を掌に出すと、それを全身に塗り伸ばしていく。
ヌルヌルになった手が乳房を包み、指の間に乳首が挟まった。
「あっ……、何だか、今日は敏感かも……」
マリアは朝から妖しい気分に包まれた。同時に右手が股間へと滑り降りおり、プックリとした肉豆に指先が触れる。
「あはぁっ。あぁぁん、あぁん」
上を向いて目を閉じると、快感への欲求は加速していった。
左手は乳首を挟みながら乳房を揉みし抱き、右手はボディーソープをローショ
ン替わりに、指先でヌルヌルと肉豆を擦り始めた。
快感はマリアの要求通りに膨れ上がり、全身へと流れていく。
「あぁぁ~、あぁぁ~、イイィ……。あはぁ、はぁ、はぁ、はぁイイィ~」
指は肉豆を擦りながら、花びら全体をヌルヌルと擦りあげた。
「はぁっ、あぁぁ~、あぁぁ~ん、だめっ……」
擦っては指先で入り口を焦らし、また擦っては肉豆を嬲るようにいじる。その
繰り返しが、ジリジリと体を熾火のように燃やしていく。
乳首はすっかりシコり経ち、コリコリになった肉豆は、皮の中からその頭を覗
かせている。指先は花園の蜜に濡れ、トロリとその中に滑り込みそうだ。
指先でそれを感じ取ったマリアは、シャワーのコックを捻った。

消えかけていた白い湯気が、再び立ち上り始めた。
それは深い森の中で、遊びに戯れる妖精を隠していく霧ようだった。

ボディーソープが流れ去ると、マリアはシャワーを自分に股間に向けた。
その瞬間、シャワーの中の数本の流れが、マリアの肉豆を直撃する。
「はあっ、はぁ~ん、イイッ。あぁっ、イイィ、イイィ、あぁぁん感じるぅ」
右手でシャワーヘッドの角度を保ちながら、左手の指先で肉豆を挟んだ。
まるでその手が他人の手のように、挟んだ肉豆をコリコリと嬲り始める。
「はぁっ、だめっ、だめっ、あぁぁ~ん、そんなっ、だめっ、だめぇぇ~」
皮から少し押し出された肉豆を、銀の飛沫が直撃する。その一際強い快感は、
膝から力が抜けるようだ。
「あぁ、そんなっ、それは……、あぁ、だめっ、だめぇ~」
淫らな一人芝居に没頭しながら、マリアはをソコにシャワーを当て続けた。
半ば中腰になった姿勢で、体は既に壁に寄り掛かっている。目を閉じた顔は上
を向き、快感に酔いながらも両脚を閉じることはない。
そんな彼女を、霧は十重二十重に包み込んでいった。


マリアが1人で快感を貪っている頃、来客用の部屋では響子が目を覚ました。
いつもならまだ寝ている時間だが、熱帯夜の寝苦しさが彼女を現実に引き戻し
たのかも知れない。
響子はベッドから這い出ると、取り敢えずは顔でも洗おうと、1階の洗面所に
向かった。


マリアはシャワーを左手に持ち替え、ソコにシャワーを当てながら、右手の指
をトロリと濡れた蜜壺に入れようとしていた。
その指が、彼女の妄想の中で誰の指になっているのか。蜜壺の入口を焦らすよ
うに撫で回す指は、入りそうで入らない。
「あぁぁ~、だめっ、だめよっ。あぁぁ~ん、だめ。それは……、あぁ~ん」
そしてまずは中指が、そしてそれに人差し指が続いて潜り込んだ。
熱い蜜壺の温度を感じながら、指はそのままヌルヌルと押し込まれていった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土