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あなたの燃える手で

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白い魔女 3

【4】
「失礼します」
真弓は個室のドアを開けると中に入った。
明るい8畳程の部屋の窓寄りに置かれたベッド。そこに半身を起こして横たわ
る、相田美佐子の姿があった。
「始めまして、院長の如月真弓といいます」
「相田美佐子です。よろしくお願いします」
美佐子はそう言って丁寧に頭を下げた。肩に載っていたダークブラウンの髪
が、薄桃色のネグリジェの胸にハラリと落ちた。
「今回は検査入院と言うことで……」
「はい」
「何か気になる症状とかはありませんか?」
「いえ、別に。あのう……、検査って、どんなコトをするんでしょうか?」
「あぁ、大丈夫。怖いことはないですよ。健康診断みたいなものですから」
「そうですか、良かった。あまりこういうの慣れていないもので……」
両手を祈るように組み、ニッコリと笑った彼女はまるで聖母のようだ。
コレは確かに従順な感じだ。多くの女性を見てきた真弓の直感がそう告げる。
そこで真弓は用意した錠剤を掌に取りだした。
「よかったらコレをどうぞ。気分が落ち着きますよ」


御堂は真弓の掌に載ったそれを見て、心の中でクスッと笑った。
あれは利尿剤だ。気分が落ち着くどころか、30分もすれば猛烈な尿意に襲わ
れる。しかもそれは薬が切れるまで定期的に訪れるのだ。
もちろん真弓が、この女をトイレに連れて行くワケがない。
この場で、2人の見ている前で溲瓶の中に排尿させる気なのだ。そうやって辱
めるのも真弓は大好きだ。御堂には、心の中で舌を出している真弓が見えるよ
うだった。

「どうもすみません」
美佐子が手を伸ばし、真弓の掌から錠剤を摘み上げると、傍らにあったペット
ボトルの水と共に飲み込んだ。
「さぁ、それじゃ始めましょうか。まずは先に別室にいってもらいます」
美佐子は別室で身長、体重、視力などの、本当に健康診断のような検査を受け
るとまた個室に戻ってきた。
この次点で薬を飲んでから、約20分が経過していた。


ベッドに腰掛けた美佐子の正面で、院長が椅子に座った。
「お胸の方を出していただけますか」
「は、はい」
美佐子は桃色のネグリジェを脱ごうか、捲ろうか迷った。
「脱いじゃいましょうか。コレ」
ネグリジェを脱ぐと、ノーブラの彼女がショーツだけになるのは判っている。
婦長がネグリジェの裾を掴み少しだけ引っ張った。その感じは "忙しいんだか
ら早くしてよ" といった感じだ。
「あっ、はい……」
確かにエアコンの効いた室内は、裸になったトコロで寒いというコトもない。
美佐子が諦めたようにネグリジェを脱ぐと、88センチの胸が晒け出された。
ソコに院長の持つ聴診器がペタペタと触れる。
その感覚に肩がブルッと震えた。その肩を婦長が後ろから両手で押さえた。
恥ずかしさと不安と若干の恐怖。そんなモノが自分の中でグルグルと回り、美
佐子は気分が落ち着くことがなかった。


聴診器は肉の丘を登りつつ、頂上にあるピンクの乳首へと近づいていく。
御堂は押さえていた手を肩から二の腕に移した。これだけでも、彼女の不安は
増大するハズだ。
聴診器が彼女の乳首に何気なく触れた。それも数回。もちろん二の腕を握った
手は離さない。
「あっ……あぁ」
少女のような可憐な声。彼女の喘ぎ声は、きっとオペラのように歌うに違いな
い。そんな想像が頭を過ぎる。
それにさっき飲んだ利尿剤が、そろそろ効き始める時間だ。
彼女の下半身に目をやると、なんとなくモジモジしているようにも見える。
真弓もそれに気が付いたのか、美佐子の後ろにいる御堂に目配せをした。真弓
が聴診器を耳から外した。
「相田さん、オッパイのシコリのチェックをさせて下さいねぇ」
「あっ、は、はい……」
やっぱり彼女は言い出せないでいる。恥ずかしいのだ。尿意を催している自分
が、トイレに行きたがっている自分が。
つまり、彼女がそれを口にしたとき、それはかなり切羽詰まった状況だと言う
コトになる。
真弓が白衣の袖を捲り、そのスラリとした指で彼女の乳房に触診を始めた。
しかしその触り方はかなりイヤラシイ。まるで性感を煽るような触り方だ。
「あっ、はっ……、はぁっ」
そして利尿剤は、美佐子の膀胱を限界にまで膨らましていった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土