2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

白い魔女

25
夢の森病院の院長の仮眠室。そこは完全防音の窓のない個室だった。院長の如月真弓は仮眠室のドアを僅かに開いた。細いドアの隙間からからは、さっきまで隠しカメラで見ていた淫らな光景が垣間見えた。婦長の御堂雪絵が左手で渡辺ゆかりの太ももを上から押さえ、右手の中指を蜜壺に深々と埋め込み、その手首を妖しく動かしている。その動きに合わせるようにゆかりの体が仰け反った。
「ああっ、ああぁぁ~。いいっ、いいっ、感じるぅ。ああぁぁ~ああぁ~」
「ほぅ~らっ、感じる感じる。んん? イイでしょう。ほらっ、ここ。ここが……」
「ひぃぃ~、ああぁぁ、だめぇぇ~。やめてぇ~、あぁぁ逝っちゃうぅ~」
「んん~まだまだ。ほぉ~らぁ~堪らないでしょう」
「たっ、堪らない。もうっ、もう赦してぇ。ああぁぁ~いやぁぁ~だめぇ~」
「まだまだこれからよ。ほぉ~らぁこうやって、んん? どう?」
「ああぁぁ、だめ、だめだめだめぇぇぇ~逝くぅ~。ひぃぃ~やめてぇ~」
「ふふふっ、もっともっと、ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ、じっくりと検査しますからねぇ~」
いつの間にかベッドの傍らに真弓が立っていた。御堂と無言で目を交わす。ゆかりはまだ真弓に気が付かない。
「もうだめぇ~。ああぁぁ~感じちゃうぅぅ~」
「本当に感じやすい体、さぞかし堪らないでしょうねぇ。でもまだまだ検査は終わらないのよ。もっといい声を聞かせて」
「いっ、いやぁぁ~もう赦してぇぇ」
「だめよっ、ココは徹底的に検査しますからね。色や形もよぉ~く診せてもらうわよ。こんなに濡れて、どんなに感じてるかよくわかるわね」
御堂は手をこねくりクチュクチュとわざと音を立てた。
「ほら、院長にもココの音を聞いてもらいましょうね。ゆかり」
そう言うと御堂は真弓のほうに首を向けた。ハッとして横を向くゆかりの瞳に、真弓の白衣姿が映った。
「こんばんわ。ゆかりさん。イヤラシイ音がよく聞こえるわよ」
真弓は優しくゆかりに微笑みかけると、白衣の胸ポケットから赤いフレームのメガネを取り出して掛けた。普段の縁なしの物よりも女性らしさが際立った印象を与える。
呼吸も荒いゆかりは、無言のまま真弓を見つめ返した。
真弓は枕元にあるカルテを手に取ると一通り目を通す。
「まだ途中のようね。ここからはあたしも手伝うわ。雪絵、枕を取って」
院長の如月真弓と婦長の御堂雪絵。2人は仕事以外の時には、共に名前で呼び合うことになっていた。御堂はゆかりの頭の下から、枕を引き抜くと真弓に渡した。
「雪絵、腰を持ち上げて」
御堂はゆかりの脇腹に両手を入れると腰を浮かすように持ち上げ、ベッドとの隙間を作った。真弓は受け取った枕をゆかりの腰の下に入れた。ゆかりの体が枕の高さの分だけ弓なりに反り返った。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土