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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚



御令嬢妄想奇譚





PROLOGUE
あたしは今、通称「犬小屋」と呼ばれている檻に入れられています。
この檻が何故「犬小屋」と呼ばれているのか、それはこの檻の大きさが、縦横
ほぼ1メートル四方の大きさしかないからです。
しかもこの檻は、天井から下がった鎖に繋がり、宙に浮いているのです。

えっ? 何を言っているのか判らない? ココは何処かって?
そうですね。それでは順を追ってご説明致しましょう。


【1】
あたしは小さな頃から体が弱く、滅多に外出をしたこともありません。
両親は5つ病院を経営している医師なのですが、皮肉にもそんな両親の間に生
まれたあたしは、先天的に病弱な子でした。

そんなあたしに少しでも良い環境をと、両親は中学を卒業したあたしに、1軒
の家を購入したのです。都会から離れた別荘地でもあるこの土地は空気も良
く、おかげであたしの体は次第に丈夫になってゆきました。
それでも、激しい運動は今でも出来ませんが……。

あたしは高校には通わず、家庭教師の「梓」先生に勉強を見てもらいながら
19歳の春を迎えました。
食事や身の回りのコトは、住み込みのお手伝いの「佐智枝」さんが全てやって
くれます。
両親はあたしが18歳になると海外での生活が長くなり、日本に帰ってくるの
は年に1~2回となりました。

そんなある春の日、あたしは見てしまったのです。
梓先生と佐智枝さんがバスルームで愛し合って、いえ、2人のプレイを……。
それは昼下がりの散歩に出たあたしが、気分が悪くなり10分程で帰宅したと
きのことでした。いつもなら、休み休み1時間以上歩くあたしが、まさか10分
で帰って来るとは思ってもいなかったのでしょう。
バスルームのドアは僅かに開き、その隙間から全裸の2人が丸見えでした。
あたしはドアの陰にしゃがみ、耳を澄まして2人を見ていました。

「うふふっ、あなたがこんなに変態だと知ったら、『絢音(あやね)』さんも
さぞ驚くでしょうねぇ」
「絢音お嬢様には絶対に言っちゃダメ。お願いよ、梓」
「判ってるわよ。2人だけの秘密でしょう。さぁ、早く四つん這いになって」
佐智枝さんは梓先生に背を向けて四つん這いになりました。きっとお尻の真ん
中には、佐智枝さんのアナルがひっそりと息づいているのでしょう。
梓先生は500ccは入りそうなガラスの浣腸器を取り上げると、洗面器から白
濁したお薬を吸い上げました。
「ボディソープを入れたから良く効くわよ。覚悟しなさい……」
浣腸器の先端が佐智枝さんのアナルに刺さって、そのままシリンダーを押し込
むと、白濁したお薬が佐智枝さんのお尻の中に消えていきます。
「ほらっ、ほぉ~らっ入ってく」
「うぅ、うぅ~ん、あぁもう……、あぁ苦しい……」
「ダメよ、そんなコト言っても」
やがて全てのお薬が、佐智枝さんの中へと流れ込みました。
「あぁ、梓、今日は何だかいつもよりキツイみたい……」
「そう? ソープの量が多かったかしら? 今日は目分量で入れたから」
「だからいつもより効くのね……。あぁ、苦しぃ。だめっ、もう出そうだわ」
「あらあら随分早いわねぇ。だめよ、まだ出しちゃ。ほらっ、もう1本よ」
「あぁっ、だめっ。待って……。あぁっあぁぁ、いやぁぁ、だめよぉ」
また浣腸器が、白濁したお薬を佐智枝さんのお尻の中に流し込みます。
「イイじゃない別に。こうやって虐められるのが好きなんでしょう? それも
10歳も年下のあたしにね……」
「あぁ、梓。だめっ、出るっ、出るっ、もうだめ入れないでぇ、出ちゃうぅ」
「そうはいかないわ」

梓先生は右手の中指を伸ばすと、佐智枝さんのアナルを見つめながら、その指
に唾液をたっぷりと付けました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土