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あなたの燃える手で

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マリアの休日

☃16
美春の花びらはネットリと濡れ光り、開きかけた入口には蜜が水晶のような滴
を作っている。絶頂近くの快感を感じながらも、あまりにソフトなその刺激で
は逝くことも叶わず、さりとて逝くコトを我慢するコトもまた出来ない。
どっち付かずの快感の中で、美春は麗子の手の中で完全に転がされていた。

麗子は左手で剥き上げた皮をしっかりと押さえ、小筆の白い穂先を肉豆の真上
に近づけると、そのままフワフワと触れた。
「ひぃっ、ひぃぃ~。だめっ、もうだめです。トドメを、どうかトドメを刺し
て下さい」
炬燵に縛り付けられた美春の首が持ち上がり、必死の形相で麗子を見た。
「だめよ……。このままジワジワといたぶってあげるわ。ほらっ、今度は裏側
を下から上にそぉ~っと、ほぉ~らっ、どう?」
「ひぃぃっ、ひぃぃぃ~。だめっ、もうだめですぅ」
彼女の首が一気に仰け反るように倒れた。
「ふふふっ、人一倍敏感なココを筆の穂先で責められる。場所が場所だけに、
さぞかし堪らないでしょうねぇ。判るわぁ、あたしも女だから……」
「それなら、それならもう……」
「だからイイんじゃない。ココをどうされたら辛いか、感じるか。それが手に
取るように判るのは女よ」
そしてまた穂先が裏に触る。肉豆の裏に無数の蟻がチクチクと行進を始めた。
「はぁぁ~、はぁぁ~いやっ、逝くぅ~、逝かせて、もう逝かせて下さい」
「ほぉ~らっ、ほぉ~らっ、これっ。これくらいが我慢できないでしょう」
穂先はあくまで、触れるか触れないかの掟を守っている。
「はぁぁ、だめっ。もうだめっ。もう我慢出来ません」
肉豆を登り切った穂先が、また根本に戻った。そしてジリジリと上に向かって
いく。それはナメクジよりも遅いかもしれない。
「んん~まだよ、ほらっ、もう1回最初から……、ほぉ~らっ、ほぉ~らっ、
我慢できない。ほらっ、ほらっ、ゆっくり、ゆっくぅ~り。あぁー辛い辛い」
「はぁ、はぁ、だめっ、だめだめぇ~。もうだめっ、もうだめっ、くぅぅ~」
美春の花びらの滴が、透明な糸を引いて炬燵に落ちた。彼女の荒い息づかいが
聞こえ、お腹はそのリズムで激しく上下している。
「ふふふっ、まだまだ。徹底的に虐めるわよ」
麗子は横に置いたバッグの中から、ピンクのローターを取りだした。
そして皮を剥いていた左手でそれを持つと、スイッチを入れた。
「敏感になったトコロで、コレを使ってあげる」
そして震えるローターを肉豆に押しつけた。
「はぁ、はぁ、もう、もう、あぁっ、あぁっ、あぁぁ~、いやぁぁぁ~」
「んん~、ほぉ~らっ、筆の後のローターは効くでしょう」
筆の刺激で充血し、プックリと膨らみきった今の美春の肉豆には、ローターの
刺激は残酷なまでの快感をもたらした。
「ひぃぃ~、ひぃぃ~逝くぅ、逝くぅ、あぁぁ~だめっ、だめぇ、あぁぁ~」
「ふふふっ、まだ逝かせないわよぉ~。ほらっ、こっちの具合を見てあげる」
麗子は右手の人差し指と中指を揃えると、濡れた美春の肉壺に差し込んだ。
「あぁっ、ひ、氷見川様ぁ」
「まぁ、温かい。締まりが良さそうねぇ、女将のココは。ほらっ、ココがこん
なにザラザラして。中はネットリ……」
麗子は手首ごと指をグルリと回し、曲げ伸ばしては美春の肉を味わった。
「あぁっ、くっ、くぅぅ~」
麗子はその場に膝立ちになった。そして右手の指をヌルヌルと出し入れする。
左手はローターを肉豆に押しつけたままだ。
「はぁっ、あぁっ、あぁぁっ、あぁぁっ、あぁぁっ、あぁぁっ、あぁぁっ」
「んん~、女将の蜜で指がよく滑るわぁ。ほらっ、こんなにヌルヌル」
美春を辱めながら、上からその切なげな顔を覗き込んだ。
指に掻き出されるように、また蜜がトロリと流れ出た。

そして麗子は、美春の持って来たバッグに目をやった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土