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あなたの燃える手で

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白い魔女

21
夢の森病院の駐車場に1台の車が進入してきた。メルセデスの赤い車体は照明を舐めるように反射しながら、一般外来の駐車場を通り過ぎ、職員専用のそれに緩やかな弧を描きながら入ってきた。メルセデスは病棟に1番近い院長専用のスペースにバックから音もなく滑り込んだ。赤いボディが真ん中からパックリと割れ、如月真弓がその手にベージュのコートとアイボリーのマフラーを掛けて降り立った。0度近い外気の中を彼女は病棟に駆け込んだ。
そのまま4階に上がり長い廊下を歩く。
「ふふっ、今頃は雪絵が献体を……」
淫らな2人の絡みを想像しながら廊下を仕切る2枚の防音扉を抜け、院長室のドアに鍵を差し込んだ。明かりは点けずにソファにバッグを置き、コートとマフラーをソファの背に二つ折りにして掛けた。窓辺に歩み寄りカーテンを開ける。院長室の窓から見上げる凍てつくような夜空に、蒼い大きな月が張り付いていた。
月明かりの部屋の中で大型モニターのスイッチを入れる。手元のリモコンを操作するとソコに仮眠室の2人の姿が映し出された。カメラは2台あり、一つは磔にされたゆかりの足もと側にあるテレビ中に、ちょうど斜め上からベッドを見下ろすようなアングルで、もう1台は真上から見下ろすアングルで、天井の照明に仕掛けられている。
今モニターは天井からの2人を映していた。X字形に磔にされたゆかりの上に御堂が覆い被さり、その胸にむしゃぶりついている。ゆかりが首を横に向け、切なげな顔でそれに耐えている様が見て取れる。

真弓はそれを眺めながらブラウスのボタンを外し、グレーの膝上のスカートから両脚を抜いた。綺麗な脚線をストッキングが滑り、白い素足が姿を現した。淡いピンクに小さな真紅のバラをあしらったブラとショーツが、真弓の肌の色によく似合っている。ブラウスをハンガーに掛けると、隣に掛かっている水色の白衣をその上から羽織った。白衣の胸元から胸の谷間が大きく見えている。

モニターの中では御堂が体を横にずらし、ゆかりに添い寝をするような形になった。胸を舐め続けながら片手で乳首を摘み、もう一方の手がゆっくりと黒い茂みに近づいてゆく。ゆかりは両脚をとじ合わせようと藻掻くが、膝が僅かに内側に向くだけだで開脚された角度は変わらなかった。

真弓はソファに浅く腰掛け白衣の前を割った。胸を反らせ両手でブラの上から大きく揉みし抱いた。そして細長い指をブラの隙間から滑り込ませ直接乳首を触った。
「あっ、あぁぁ~」
微かな喘ぎと共に熱い吐息が漏れる。目はモニターに釘付けになっている。ブラをはずのももどかしげに真弓はそのまま乳房の上に押し上げた。柔らかで張りのある乳房がシコった小指の先ほどの乳首と共に現れた。
10本の指が、その柔らかな乳房を下から押し上げるように食い込んだ。真弓はモニターから目を離さずに、ソファの背に大きく反り返った。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土