2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

白い魔女

 19
御堂はシコり起った乳首に触ると見せてギリギリまで迫り、そのまま焦らし抜いた。
触って欲しいもっと感じたいというゆかりの思いは、何度も肩すかしを食った。
「うふっ、もうココがピクピクでしょ。痛いくらいよねぇ。でもね……」
言い終わらないうちに御堂の親指とひさし指が、痛い程シコり起った乳首を摘み上げた。それはゆかりの不意を突く為に、わざと言葉の途中でした些細な計略だった。しかしゆかりには絶大な効果を発揮した。突然の快感が体を駆け抜け、快感は衰えずに今も感じ続けている。
乳首を摘む2本の指先に徐々に力が加わり、容赦なく乳首を押し潰していった。
突然の快感は痛みへと昇華した。
「ほらっ、痛い?」
「あうっ、ああぁっ」
そして突然離したかと思うとまた潰すように摘み上げる。
「痛かった? ほらっ、このままずーとっ」
「はぁぁ、あううぅ~。いっいやぁ~離してぇ」
「いいわよぉ。はいっ。ほらまた、ギュ~!」
「痛いぃ~。いやぁ~」
「まだよぉ~、まだこのまま。もう少し我慢してくださいね~。ほぅ~らっ」
「ああぁっ、いやぁ、痛い。痛い離してぇ~。あうぅぅ~」
「痛がってるのぉ、まるで喜んでるみたいよ。ゆかり」
「いやぁ、離してぇ。痛いぃ~、いやぁ、いやぁ、いやぁぁ~」
ゆかりの声はこの部屋から出ることはなく、僅かに漏れたとしても2枚の防音扉が全て吸い込んだ。それを十分承知している御堂は、思う存分乳首責めを続けている。
「ほらっ、今度は離しませんよぉ、もう少し強くしてみますからねぇ。我慢してくださいねぇ。ほぉ~らぁどうですかぁ?」
「ひいぃぃ~。だめぇ、もうだめぇ。もう我慢できないぃ。いっいやぁ~やめてぇ」
「我慢できないのぉ? ふふっ、でもまだまだ、このままよぉ。ほらほらほらぁ~」

ゆかりの全身は朱色に染まり、眉間に深い皺を作ってよがっている。御堂はもっといたぶってやりたくなった。そして嬲られ続け敏感になっているその乳首に口を近づけた。それをゆかりは首を上げてみている。御堂の燃えるような目と、ゆかりの涙目が絡まった。御堂はゆかりの溢れそうな涙を見つめながら口を開けた。赤い唇から白い歯が覗く。その歯が赤い乳首に近づいてゆく。
「いやぁ、やめてぇ、そんな、だめぇ」
十分に痛みを感じているこの乳首を今噛まれたら、ゆかり脳裏に恐怖のシナリオが浮かぶ。雪絵は右手の指先を乳首の付け根にづらした。その指先から充血した乳首が飛び出している。雪絵の歯は、悪魔の顎となって乳首をその断頭台に乗せた。
「やめてぇ、やめてぇ。いやぁ。だめぇぇ~」
断頭台が降りるその瞬間まで、指は両乳首を一定の力で潰し続けている。
御堂の目が疑問符を提示するように余裕の態で一瞬丸くなった。ゆかりの全身が強ばったように緊張している。それを感じて御堂の目が意地悪く笑った。
そして断頭台の刃は、柔らかな乳首に鋭く食い込んでいった。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土